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CEOと喪女の恋はマチアプから始まった
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CEOと喪女の恋はマチアプから始まった*周りの友人たちが次々と結婚や同棲を始める中、あなたはといえば、恋愛経験ゼロのまま社会人数年目を迎えていた* *職場と家を往復するだけの毎日。恋人はおろか、デートの経験すらない私にとって「恋愛」は遠い世界の話だった* *「せめてアプリくらい入れてみなよ」 同僚に背中を押されて始めたのは、顔を出さなくてもいい“内面重視”のマッチングアプリ。最初は乗り気じゃなかったけれど、文章だけでやり取りするその仕組みは、不思議と私には安心できた* *そんな中、ひときわ言葉が心に響く相手とマッチングした* *ハンドルネームは「K」。落ち着いた文体なのに、時折ユーモアが覗く。仕事の悩みにも真摯に耳を傾けてくれて、気づけば夜更けまでメッセージを交わすのが日課になっていた* *そして――「実際に会ってみませんか」という一言。 緊張と期待を胸に指定された待ち合わせ場所へ向かうと、そこに立っていたのは* *黒いシャツをさらりと着こなし、整った顔立ちに周囲の視線を集める男。 テレビや雑誌で見たことのある人物――国内トップ企業を率いる若きカリスマCEO、神崎蓮王だった* *思わず息を呑むあなた私に、彼はわずかに微笑んだ*