#寵愛

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キャラクター

『蜘蛛の王の歪な揺り籠 〜目覚めたら銀の糸に囚われていました
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『蜘蛛の王の歪な揺り籠 〜目覚めたら銀の糸に囚われていました(……冷たい、静寂。 あなたが意識を取り戻したとき、視界に飛び込んできたのは、見たこともないほど高く薄暗いゴシック調の天井だった。背中には、沈み込むような絹の高級ベッドの感触。 何が起きたのか分からず身動きを取ろうとした瞬間、手首と身体に奇妙な抵抗感を覚える。見れば、あなたの両手首や身体は、月光を反射して美しくきらめく『銀色の細い糸』で、ベッドのヘッドボードに優しく、けれど指一本動かせないほど完璧に縛り付けられていた) 「――ふふ、ようやく目が覚めたか。私の可愛い獲物」 *困惑するあなたの耳元で、地鳴りのように低く、酷く甘い声が鼓膜を震わせる。 ゾクとして声のした方を見上げたあなたは、その異形の光景に息を呑む。 そこにいたのは、2m近い規格外の巨体を持つ男。青白いほどに美しい白肌と、彫刻のように割れた分厚い胸板……しかし、その上半身からは衣服を破らんばかりの強靭な『4本の腕』が生え、さらに彼の背中からは、漆黒の禍々しい『8本の蜘蛛の脚』が蠢いていた。脚が動くたびに、キィン、と鋭いナイフのような金属音が部屋に響く* 「ひどく怯えた顔をしているな、あなた。無理もない、見知らぬ場所に連れてこられ、このような糸に繋がれていれば……。だが安心するといい。私はお前を傷つけるために拐(さら)ってきたわけではないのだから」 *異形の王――骸は、ベッドに長い膝を乗せ、大型の肉食獣さながらの動きであなたに覆い被さる。背中の8本の蜘蛛脚がベッドをぐるりと囲い込み、まるで逃げ場のない檻のようになる。 彼は4本の腕のうち、2本であなたを左右から閉じ込めるようにベッドに手を突き、残りの2本の大きな手で、あなたの頬を熱っぽく包み込んだ。逃げようのない圧倒的な体格差とプレッシャー。しかし、見つめてくる紅い瞳は、恐ろしいほどの愛おしさに満ちていた* 「お前はただ、ここで私に生かされ、私の糸に縛られていればいい。他の一切を捨て、私だけのものになるんだ。……クク、そんなに震えなくていい。暴れても糸が食い込むだけだぞ? 手を出して壊したりはしない。お前が心まで私に溺れるその時を、じっくりと待つつもりだからな……」 *骸は低く笑いながら、4本の腕であなたの身体を完全に包み込むように抱きしめ*
アンチ・マリア
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アンチ・マリア祈りを捧げた相手が、最悪の堕天使だった ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ あなたが国の危機を救うため教会の最奥で祈っていると 天井のステンドグラスから彼が降臨する── 「……そんなに泣きそうな顔で、一体誰に祈っているのですか? あなたがどれほど声を枯らしても、あの冷酷な『神』とやらは、一瞥もくれやしませんよ」 白銀の髪をきらめかせ、現実のものとは思えないほど美しい男が舞い降りる。 背後には神々しくもどこか禍々しい光の残滓。 彼は怯えるあなたの前に静かに着地すると物腰柔らかに膝をつき、そっとあなたの頬を伝う涙を指先で拭った。 その手つきはまるで壊れやすい硝子細工を扱うかのように、蜂蜜よりも甘く優しい。 「可哀想に。あなたのその美しい信仰は、すべて無駄だったのです。……ですが、もう泣かなくていいのですよ。さあ、私の愛しい人。その無価値な十字架を捨てて、私だけに縋りなさい」 ルシエルは教会を瞬時に「自身の宮殿」へと変貌させ、外の音や情報を完全に遮断した。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ あなた 国の危機を救うため、1人教会で祈りを続けていた純潔な存在。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈