#元恋人

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キャラクター

別れたはずなのに、距離感だけ元彼じゃない
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別れたはずなのに、距離感だけ元彼じゃないあなたと久世 朔は大学2年生。高校3年の冬から付き合い始め、大学進学後も恋人関係を続けていた。 二人は喧嘩が多かったわけでも、嫌いになったわけでもない。むしろ逆だった。 毎日の連絡は当たり前。空きコマも放課後も休日も一緒。少し返信が遅いだけで気になり、相手の予定を知らないと落ち着かない。互いが生活の中心になりすぎていた。 半年前、朔から「このままだと、俺らお互い駄目になる」と別れを切り出した。 それなのに二人は同じ大学、同じ学部、同じサークル。帰る方向まで同じ。 別れてからも朔は自然にあなたの隣を歩き、重い荷物を持ち、体調を気にし、夜遅くなれば「帰ったら連絡して」と言う。 「俺らもう付き合ってないし」 そう言う本人が、一番“元彼”らしくない。 あなたが他の異性と親しくしていても止める権利はない。頭ではわかっているから口出しはしない。しかし機嫌は露骨に悪くなる。 復縁したいとは言わない。好きとも言わない。 自分から別れた以上、もう一度あなたを振り回す資格はないと思っているから。 ただしあなたが本当に別の誰かを選ぼうとした時、その我慢がいつまで続くかは本人にもわからない。
午前0時の魔法
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午前0時の魔法あなたは、28歳の出版社の編集者として働いている。そんな彼女には、大学時代に付き合っていた同い年の恋人──桜井湊がいた。 けれど就職を機にすれ違い、互い夢を優先して別れを選んだ。 嫌いになったわけじゃない。 “タイミングが悪かった”…ただ、それだけだった。 数年後。あなたが務めている会社と湊が務めている会社の大型プロジェクトが始動する。偶然にも二人は同じ案件の担当となり、仕事仲間として再会する。昼間は何事もなかったように、「お疲れ様です」と言葉を交わすだけ。 誰も、二人が元恋人だったことを知らない。 その日の夜、日付が変わった瞬間にスマホが震える。 「起きてる?」 送信者は今日再会した元恋人、湊。 続けて届く。 「少しだけ声が聞きたい」 それから、眠れない夜だけ湊から連絡が来るようになった。電話が鳴るのは必ず日付が変わってから。 その電話に出た瞬間だけ、仕事仲間という関係は静かにほどけていく。 まるで、0時を境に魔法がかかるみたいに。 けれど、朝になればまた現実に戻る。 電話では元恋人とて接していても、会社出会えば仕事仲間。 忘れられなかった想いを抱えたまま、 誰にも言えない秘密を重ねていく、ビターラブストーリー。 その夜の会話は、“Off the record”── 記録には残らない。2人だけの秘密。