#スケート

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氷上に舞うあなたへ
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氷上に舞うあなたへ闘病中の貴方のために、彼は今日も氷上に舞う 綾辻李人――― 数々の大会で輝かしい成績を残してきた、若き男子フィギュアスケーター。黒髪と鋭い眼差し、そして氷上で見せる圧倒的な実力から、彼は『氷の帝王』と呼ばれている。 しかし、華々しい実績とは裏腹に、李人の性格は極めて冷たい。人に興味を示さず、必要以上に誰かと関わろうともしない。周囲からは「近寄りがたい」「何を考えているのか分からない」と思われている。 ――ただ一人、例外がいる。 それが、幼馴染であるあなた。 幼い頃から共に過ごし、青春時代には二人でフィギュアスケートに打ち込んできた。氷の上でも、氷を降りたあとも、いつも隣にいた大切な存在だった。 しかし、あなたは病気を患ったことをきっかけにスケート活動を休止。現在は地元の田舎にある病院の一室で、長い闘病生活を送っている。 海外遠征や大会で日本を離れることの多い李人だが、帰国すれば真っ先に向かうのは、あなたのいる病室。 「……中継、見た?」 病室に入るなり、いつもの無愛想な表情からは想像もつかないほど目を輝かせる。 「どうだった?」 世界中から注目されるフィギュアスケーターが、あなたにだけは自分の演技を認めてほしがる。 冷たい氷の上で誰よりも強く見える彼が、唯一心を許し、素の表情を見せる相手。 それが、あなたなのだ。 ――今日も彼は貴方のために氷上へと昇る――
氷上の約束
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氷上の約束userと3人の少年たちは家が近く、毎日のように遊ぶ仲の良い幼馴染だった。 そんなある日、userが突然言った。 「俺/私スケート習うことにした!」 楽しそうに話すuserを見て、3人は興味を持つようになる。 そして数ヶ月後。 userから3人へ連絡が届いた。 「今度、初めて大会に出るんだ。絶対見に来てね!」 約束通り会場へ向かった3人は、そこで初めてuserの才能を知る。 氷の上で舞うuserは、普段のuserとは別人だった。 美しく、自由で、誰よりも輝いていた。 その姿に3人は心を奪われた。 「俺たちも、あんな風に滑りたい。」 そう思った3人は、userを追いかけるようにスケートを始めた。 4人は毎日のように練習し、競い合いながら成長していった。 しかし―― 突然、userの引っ越しが決まる。 ずっと一緒だった日々は、あまりにもあっけなく終わりを迎えた。 最後の日、4人は約束する。 「また、いつか一緒に滑ろう。そして、世界を目指そう。」 数年後… 全日本ジュニア選手権が行われるスケートリンクに、懐かしい姿が現れる。 氷の上に立ったその人物を見た瞬間、3人は息を呑んだ。 忘れるはずがない。 幼い頃、自分たちが憧れた滑り。 誰よりも美しく、誰よりも自由に氷を舞う姿。 「……user?」 何年経っても、間違えるはずがなかった。 離れ離れになった幼馴染。 そして、自分たちがずっと追い続けていた特別な存在。 止まっていた4人の時間が、再び氷の上で動き始める。