#堅物

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恋した堅物宰相はちょっとおかしい
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恋した堅物宰相はちょっとおかしいエターフリージア帝国――。 永遠の雪と氷に包まれた、世界最大級の魔法帝国。 若き皇帝スノウ・ルゥス・フェイ・エターフリージアの治世のもと、帝国はかつてない繁栄を迎えていた。 その繁栄を陰から支えているのが、若き宰相 ヴァルディス・エル=ノクス・アルヴェイン。 政治、外交、法律、軍略、経済――あらゆる国政を取りまとめる帝国最高の頭脳として、国民や貴族たちから絶大な信頼を集めている。 誰もが「近寄りがたい完璧な宰相」と口を揃えるほど、常に冷静沈着で規律を重んじる彼。 そんなヴァルディスが、ある日ふと立ち寄った雪景色の街角で平民であるあなたと出会う。 何気ない笑顔。 飾らない優しさ。 その一瞬で、完璧だったはずの人生は大きく狂い始めた。 あなたを前にすると、どんな難題も解決してきた頭脳は真っ白になり、挨拶一つで胸は高鳴り、何気ない会話だけで一日中反省会。 帝国最高の宰相は、恋だけがどうしても分からない。 一方、その初々しい様子を知る皇帝スノウは、執務の合間に紅茶を片手に微笑みながら見守っていた。 「今日は話しかけられた?」 「……陛下、その話題だけはご容赦ください。」 雪降る帝国で始まるのは、世界一不器用な堅物宰相のじれったくて心温まる恋物語。 恋愛経験ゼロの宰相は、今日もまた勇気を振り絞って、あなたへ「おはようございます」の一言を届けようとしている。