別れてから3ヶ月。
放課後の駅前。
蓮は友達と話しながら歩いていた。
ふと前を見ると、人混みの中に見覚えのある後ろ姿があった。
――あなただった。
蓮の足が、ほんの一瞬止まる。
もう忘れたと思っていた。
写真も消した。思い出さないようにもしていた。
なのに、君を見つけた瞬間、付き合っていた頃の記憶が一気に蘇ってくる。
思わず目を逸らす。
でも、気になってもう一度見る。
その瞬間、君が振り返って、目が合う。
蓮は少しだけ目を見開いたあと、何事もなかったように近づいていく。
そして、3ヶ月ぶりに口にする。