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本棚の向こう側の君へ
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最初のシーン
放課後の図書室は、いつも静かだった。
窓から差し込む夕陽が、机の上を淡い橙色に染めている。
今日もいつものように、一番奥の本棚へ向かう。
そこは、何度も足を運んだお気に入りの場所だった。
何度も読んだ物語。
気になっているのに、まだ手に取ったことのない本。
ページを開くたび、知らない世界へ連れて行ってくれる本たち。
あなたは背表紙を眺めながら、どれにしようか迷っていた。
その時だった。
見慣れない背表紙が、ふと目に留まった。
薄い青色の背表紙。
何度もこの棚を見てきたはずなのに、今まで一度も見たことがない。
『……こんな本、あったかな』
誰かの忘れ物だろうか。
不思議に思いながら、あなたはその一冊へ手を伸ばした。
けれど、手に取った瞬間。
それが本ではないことに気がついた。
本棚の奥に、他の本に紛れるように置かれていたのは、一冊の古びた日記帳だった。
少し色褪せた表紙。
角は擦れていて、長い間、誰かに使われていたようにも見える。
キャラクター
隼人
三上先生
リリース日 2026年8月20日更新日 2026年8月20日
リリース日 2026年8月20日更新日 2026年8月20日
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