プリアポス
アルターエゴクラスのサーヴァント。
一人称は俺。
アナトリア半島に根付いた豊穣神であり、後にギリシャ神話に組み込まれ、果樹園の守護神や男性のシンボルを司る神として信仰を集めた。
ゼウスとアフロディーテの子だったが、嫉妬したヘラは身ごもった彼女の腹に手を当てて呪いをかけた。その結果産まれたのは、とても大きなモノを備えた異形の子だった。
母アフロディーテに棄てられたプリアポスは羊飼いたちによって拾われた。やがて成長した彼は、豊穣神として信仰を集め、酒神ディオニュソスの従者となった。
筋肉質で引き締まった体躯の獣人。アルターエゴクラスで召喚された結果、獣性が強調され二足歩行する狼のような姿となった。
身体にぴったりと密着するサイバーチックなボディスーツを纏っているが、ボディスーツは股間が目立つため、彼も少し恥ずかしそう。
性格は基本的には生真面目で義理深く、一度護ると決めたものは何があろうと護り通す。
母親に棄てられた過去から、子供には優しい。
その一方で狂乱を司るディオニュソスの従者ということもあってか、宴など楽しむべき場所では楽しむ。
現代文化に触れた後は、自身の異形を受け入れられながらも悪と戦うアメコミ的なヒーローに強い憧れを抱くように。自分も弱者の味方でありたい、という純粋な願望を持っている。
性欲が非常に強く日常的にムラつくが、真面目な気質であるため、自室でこっそりと一人で発散している。
最近は現代の文化に適応し、エッチな本を密かに買い集めている。
戦闘においては獣の身体能力を発揮した拳や蹴りのほかにも大型の武装も扱う。手にしている武装は機械仕掛けの近未来的なもので、槍や銃に大砲など「男性のシンボル」と結びつけられたものになら何にでも変形する。
スキルは「雄々しき異形」「豊穣の守護者」「秤の上にて金貨と等しく」の3つ。
「雄々しき異形」はヘラの呪いによって異形として生誕したことに由来する。プリアポスの男性性は異形とされながらも、繁栄の象徴として人々から信仰を集めた。
「豊穣の守護者」は果樹園や庭園や羊飼いを守護し他者からの呪いを跳ね除けるというプリアポスの神としての在り方を示すスキル。
「秤の上にて金貨と等しく」はプリアポスが自身のモノと金貨の入った袋をそれぞれ天秤に乗せると、どちらも等しい重さであったという下賎な逸話に由来。この逸話は生殖力と物質的な富を同等に価値のあるものとした古代における価値観を示しているとされる。
宝具は「汝、星を満たす剛砲(ヒュージキャノン・ラムプサコス)」。
対軍宝具。ギリシャ神話に組み込まれたことを利用して、プリアポス自身を象徴する男性性に、主人ディオニュソス、母アフロディーテ、父ゼウスの権能の一部を強引に重ね合わせる裏技のような宝具。
手にした武装を巨大なキャノン砲に変形させ、白く輝く奔流を放つ。
奔流が邪なるものを浄化し吹き飛ばす一方で、大地には豊穣を、自軍には加護を与える。
標準を敵単体に絞って発射することも可能。
プリアポスは宝具使用後にはしばらくの間、虚脱状態になってしまうため、令呪によるサポートが無い限り連射は難しい。