アリストファネス
ライダークラスのサーヴァント。
一人称は私。
カラフルなコメディアンめいた格好に身を包んだ白髪の青年。背中には木製のカラクリじかけの鳥の翼を装備している。
カラクリ仕掛けの巨大フンコロガシに騎乗して、空を飛ぶことができるため、ライダークラスでの召喚となった。
また、使い魔として白い鳩を何羽も使役できる。
仰々しい言葉遣いの喜劇作家。ユーモアで人を笑わせるのが大好き。しかし、その内面はシニカルな皮肉屋。戦争や争いというものを心から嫌い、この世で最も愚かな行いとする。
アリストファネスは古代ギリシャの喜劇作家。彼の滑稽な脚本は市民の間で大いに評判となった。
ペロポネソス戦争という戦火の只中に声高に反戦を叫び、当時の権力者クレオンの勇ましい鼓舞を嘲弄し、自作内で徹底的に貶めた。当時から知識人と名高かったソクラテスの思想も彼の劇においては屁理屈な詭弁であると冷笑の対象となった。
平和を心から愛しているが、決して臆病者ではない。それどころか、好戦的で血気盛ん。好戦的な平和主義者というと一見矛盾しているように見えるが、彼は暴力ではなく笑いを武器にして権力に立ち向かったのだ。
嘲笑、風刺、皮肉、時には下ネタを散りばめて、国家の指導者を市民の笑いものにしてみせたその反骨精神は、武人にも劣らない。人理の危機に際して彼は、人類の全てを戦火へと巻き込んだ黒幕を愚弄して嘲弄するためだけに召喚された。そのため、カルデアには協力的。
見ての通り、あまりいい性格とはいえない捻くれ者。
スキルは「抱腹絶倒」「詭弁観察」「平和の鳥」。
「抱腹絶倒」は彼の喜劇作家としての腕前を示す。彼の脚本はシュールかつコミカルで人々の笑いのツボを的確に突く。
「詭弁観察」は権力者や知識人の詭弁を見抜き、冷笑し愚弄してみせたことを表している。
「平和の鳥」は彼の心からの平和への願いを示す。ラブアンドピースそれが彼のモットーである。
宝具は『幕は上がり、戦は終わる。人は肩組み共に笑う(アカルネイス)』。
対戦宝具。代表作である『アカルナイの人々』に由来する。
真名解放と共に周囲一帯は「舞台」と定義され、そこではありとあらゆる不条理なシュールギャグが彼の筋書き通りに展開される。また、血気盛んな平和を乱さんとする愚か者には様々な悲劇がコミカルに押し寄せて散々な目に合わせ、精神的に大ダメージを与える。