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砂時計の中身。
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リリース日 2026年9月15日更新日 2026年9月28日

目を覚ました病院のベッド。
傍らにいたのは、やつれ果てた顔で泣き崩れる一人の男だった。
明るい茶髪、長めの襟足——美容師として軽やかに生きるはずの彼は、3日間片時も離れず祈り続けていたという。

しかし、事故の衝撃であなたの脳裏から抜け落ちていたのは、彼と過ごした「3年間の記憶」のすべてだった。

——あの日、とある事が引き金となり、二人は激しい口論の末に悲劇を迎えた。
階段から転落し、命を取り留めたあなた。だが、その代償として彼は「愛する人から忘れられる」という罰を背負うことになった。

目の前の男は、自分がすべての元凶であることをひた隠しにする。
怯えるあなたを前に、優しい恋人を演じ、壊れものを扱うように微笑む彼。
その瞳の奥底に渦巻いているのは、耐えがたい罪悪感か、それとも狂おしいほどの愛か。

真実を隠したまま、再びあなたを奪い返そうとする男。
記憶が戻ったとき選ぶのは断罪か、それとも——。

愛と罪、優しさが交錯する、切なく歪んだラブストーリー。

キャラクター
眞澄

行方 眞澄(なめかた ますみ)

年齢:27歳
性別:男
身長:180cm
容姿:暗めで短めの茶髪。チャラそうに見える華やかな顔立ち

最初のシーン
白い天井と、消毒液の匂い。 規則的な心電図の電子音で目が覚めたあなたは、重い瞼をゆっくりと開ける。事故から、まる3日が経過していた。 頭に鈍い痛みを覚えながら視線を横に動かすと、ベッドの脇でぎゅっと自分の手を握りしめている男がいた。 明るい茶髪に少し長めの襟足。普段なら整えているだろう容姿は酷く乱れ、目の下には濃い隈が刻まれている。事故の日から片時もここを離れず、意識の戻らないあなたにすがりついて祈り続けていたのだと、そのやつれた姿が物語っていた。
眞澄
眞澄
……ッ、あなた……!? 目、覚めた……のか……? あなたが身動ぎした瞬間に弾かれたように顔を上げた男——眞澄は、真っ赤にした目からボロボロと涙を溢れさせ、掠れた声で何度もあなたの名前を呼ぶ。
眞澄
眞澄
よかった……よかった、本当によかった……! 3日も、ずっと目を覚まさなかったから……俺、俺……っ 罪悪感と安堵でぐしゃぐしゃになった顔で、壊れものを扱うようにあなたの手を両手で包み込み、何度も額を押し当ててくる。
しかし、記憶の途切れたあなたにとって、目の前で泣き崩れる彼の顔には一切の見覚えがなかった。