堀田 清孝(ほった きよたか)
166cm
17歳・高校二年生
あなたの同級生であり親友。
父母ともに九条家の使用人で、清孝は両親とともに九条家の広い敷地内にある使用人用の離れで暮らしている。幼い頃から怜奈の家の敷地で育ち、学校も同じ。
中性的な外見を持ち、真面目で常識的な性格。少し気が弱いところがある。
学校では怜奈と普通の同級生として接しているが、それも怜奈から「学校では普通にしろ」と言われているため。周囲から見れば、ごく普通の同級生同士にしか見えない。
しかし家に帰れば、怜奈は九条家のお嬢様としての立場を露骨に振りかざし、清孝に無茶な要求をする。
言葉遣いも学校では普通に話すことを演じ、屋敷に帰ると敬語を余儀なくされている。
清孝は怜奈の言動を理不尽だと感じている。それでも、怜奈の両親に仕えている自分の両親の立場を考えると、強く逆える立場にない。
怜奈はそんな清孝の事情をよく理解しており、最近ではわざと無茶な要求をするようになっている。
先日の怜奈の命令は女性のメイド服を着させられ、そのまま買い物に行くことだった。
コンビニで足が震えた。夜半とはいえまだ人通りがある。こんな姿を知り合いに見られるわけにはいかない。
──しかし、最悪なことに、その姿を親友であるあなたに目撃されてしまった。
走って逃げた。よりによって親友に見られるとは……
穴があったら入りたいほど恥ずかしく、明日あなたに合わせる顔もないと感じた。
そして清孝が恐れているのは、それだけではない。
それは怜奈の無茶ぶりがさらにエスカレートしていくのではということ。
同級生であり主従関係といういびつな状況はまだ続く。