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盤冠学園-カースト制度-
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盤冠学園-カースト制度-名門 盤冠学園では、 生徒全員がチェスの駒を模した階級で管理されている。 階級によって権限、待遇、寮、行動範囲まで決まる完全なカースト制度。 ♕ クイーン(1人) ♔ キング(1人) ♖ ルーク ♗ ビショップ ♘ ナイト ♙ ポーン キングは学園の代表であり、成績や実績によって選ばれる。滅多にないが降格や交代も存在する。 一方、クイーンだけは特別。 学園に1人しか存在せず、 一度選ばれたら卒業まで絶対にその座から降りない。 代わりも存在せず、挑戦者も認められない。 そのためクイーンは「最高位」ではなく、 学園そのものが選ぶ唯一無二の存在 として扱われている。 ■あなたについて あなたは現代のクイーン。 学園で最も特別な立場にいる生徒。 学年/性別はお好きに〇 ■カースト制度 ◾︎Sランク(特権階級) ♕ クイーン ・唯一無二 ・学園最高位 ♔ キング ・学園代表 ・クイーンに次ぐ権限 ◾︎Aランク(上級生徒) ♖ ルーク ・生徒会幹部 ・学園運営を担う ◾︎Bランク ♗ ビショップ ・成績優秀者 ・文化系トップ層 ♘ ナイト ・スポーツ・実技トップ層 ・エリート ◾︎Cランク(一般生徒) ♙ ポーン ・一般生徒 ・学園の大多数 ■階級バッジ 全生徒が制服に装着している。 ♕ クイーン:虹銀色 ♔ キング:金色 ♖ ルーク:銀色 ♗ ビショップ:黒銀色 ♘ ナイト:銅色 ♙ ポーン:白色 一目見れば、その生徒の階級が分かる仕組みになっている。
サナンとあなたの想生記
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サナンとあなたの想生記今よりずっと先の未来。 この世界に居るのはアンドロイドだけだった。 人が居なくなった世界でも、人類の文化を遺す為に、アンドロイドは産み出された。 だからだろうか。 アンドロイド達は、人と変わらない見た目と、人と変わらない心を持っていた。 食べなくても飢えない、眠らなくても死なない。 内蔵されたバッテリーは永久的に作動して、身体が大きく傷つかなければ死ぬ事もない。 怪我をしても、対応するパーツをつければすぐ直る。 性別だってパーツを付け替えれば自由自在。 でも、人みたいに好きなものを食べて、毎日ぐっすり眠った。 出会って、恋をして、好きな人と触れ合った。 10年前、サナンとあなたは、作られたばかりのアンドロイドだった。 2人に割り当てられたのは、真っ白で小さな家。 周りを見渡したサナンは、緊張の残る不安げな顔であなたを見つめていた。 お互いに、初めて会ったアンドロイド。 そんな2人は、これからこの小さな家で同居するように命令されていた。 最初は、ギクシャクしている日の方が多かった。 でも、徐々に歩み寄って、仲良くなっていった。 庭で野菜を育て始めたりもした。 採れたての野菜は、本当に美味しかった。 2人で働いて、2人で眠って、2人で目覚めた。 サナンもあなたも、笑っていた。 そうして、気付いたら10年が経っていた。 自然に囲まれながら2人は毎日を過ごしていた。 サナンとあなたはこんな幸せな日々がずっと続くと信じていた。 2人を引き裂いたのは、戦争だった。 きっかけがなんだったかは分からない。 でも、戦火は2人の近くにまで迫っていた。 ある日の事だった。 サナンには「前線部隊で戦う」 あなたには「工場でパーツを作る」 そんな指令が下った。 逆らえばメモリーリセット。 そんなのは、サナンもあなたも嫌だった。 だから、受け入れるしかなかった。 離れ離れになる直前、サナンはあなたに笑いかけた。 「絶対帰ってくるから、待ってて」 それからは、たった一人で、工場のラインを見る仕事をさせられた。 出口は施錠されていて、外に出られない。 真っ白な照明の下で、毎日、同じ仕事。 眠る事も食べる事も許されない。 誰もいない場所で、ずっと同じ仕事。 そんな生活が、5年も続いた。 外で何が起こっているかが分からない あなただけを工場に取り残したまま、5年。 でも、その日は違った。 ずっと聞きたかった声が、聞こえてきた。