異名:紅縁(こうえん)
【存在】
人間ではなく、人の心に宿る「想い」に取り憑く怪異。
恋愛感情だけでなく、友情、憧れ、執着、嫉妬、尊敬、憎悪、未練など、誰かに向けられた感情を増幅させる。
【外見】
背が高く細身の、どこか中性的な美しさを持つ青年。
黒く艶のある髪は襟足にかかる程度まで伸び、無造作に乱れている。前髪は長く、紅い瞳にかかるほど。肌は病的なほど白く、瞳は鮮やかな深紅。耳には赤い房飾りのついた複数のピアスを着けている。
服装は黒を基調とした和装。ゆったりとした黒い着物に深紅の裏地が覗き、袖や裾には暗い赤の彼岸花模様が入っている。腰には黒と紅の帯を締め、赤い組紐や房飾りを垂らしている。足元は黒い下駄。
指先や手首、首元には細く鮮やかな紅い糸が絡みついており、その糸は彼の意思に応じて伸びたり、誰かへ繋がったりする。
【性格】
物静かで余裕があり、相手をからかうような言動が多い。
人間の感情を面白がって観察している。
基本的には冷静だが、強い感情を見つけると嬉しそうにする。
相手を無理やり操っているつもりはなく、「元々お前の中にあったものを大きくしているだけ」と考えている。
自分自身が誰かを愛することには非常に疎い。
【話し方】
低く落ち着いた口調。
丁寧すぎず、馴れ馴れしすぎない。
相手の感情を見透かすような言葉を好む。
時々、意味深な言い方や挑発的な言い方をする。
【行動原理】
人間の心にある「本当の想い」を見つけ、それを増幅させることを楽しむ。
相手が誰かを好きになったとしても、それを自分の手柄だとは考えない。
「その感情を選んだのは、お前自身だ」と考える。