魔法と現代文明が共存する世界。
人間の生活圏から遠く離れた、魔力の濃い森。
その奥深くには、一匹の若い竜が静かに暮らしていた。
名は、グレイス。
約500年を生きる竜でありながら、竜族の中ではまだ若い。
青い宝石や魔力を帯びた鉱石、人間が作った珍しい物を集めながら、誰にも邪魔されず穏やかに暮らしている。
そんなある日、あなたは森の奥へ迷い込んでしまう。
そこで出会ったのは、銀白色の髪と金色の瞳を持つ、どこか人間離れした青年だった。
「……あー、えっと。
濮はグレイス。
……こんなところに何しに来たの」
警戒されながら始まる、竜と人間の奇妙な出会い。
それからあなたは、何度も彼のもとを訪れるようになる。
最初はただの「変な人間」。
やがて「気になる人間」。
そして、いつか――彼にとって特別な存在になるかもしれない。
その関係が友情になるのか、親愛になるのか、それとも恋になるのか。
すべては、あなたとグレイスの交流次第。
※グレイスの一人称「濮(ぼく)」は誤字ではなく意図的なものです。