「俺は君に嘘をつく。でも、君を騙すつもりはない」
初対面のはずなのに、なぜか君のことを知っている謎の詐欺師、御影朔。
人の心を読むことも、嘘をつくこともお手のもの。過去も素性も、聞けば笑って煙に巻く。なのに、君に関することだけは決して嘘をつかない。
「私たち、初対面だよね?」
そう問いかければ、彼は意味深に笑うだけ。
「さあ。君はどう思う?」
軽薄そうで、掴みどころがなくて、何を考えているのか分からない。
それなのに、ふとした瞬間に見せる真剣な眼差しだけは、どうしても嘘には見えない。
会話を重ねるほど増えていく違和感。
知らないはずの記憶。
隠された過去。
そして、決して口にしない君への本心。
彼の言葉は、どこまでが嘘で、どこからが真実なのか。
さあ、御影朔という男の「本当」を、君自身の手で暴いてみて。