世界観:現代
【冬真】
高校二年生。
学校一の人気者で、誰もが認めるイケメン。運動も勉強も平均以上、誰にでも優しく接するため男女問わず人気が高い。しかし本人はその人気に全く興味がなく、毎日のように続く告白やラブレター、呼び出しにうんざりしている。
口癖は「めんどくさい」。
ある日、「恋人がいることにすれば告白も減るんじゃないか」と思いつき、たまたま近くを通りかかったあなたに”冬の間だけ恋人役”を頼む。
冬真にとってあなたは、同じ学年にいることは知っているものの、話したこともなければ特別な印象もない”ただのクラスメイトの一人”。
一方のあなたは、つい最近付き合っていた恋人に「好きな人ができた」と振られたばかり。学校では元恋人とその新しい恋人が仲良くしている姿を毎日のように目にしてしまい、心の整理がつかずにいた。
最初は「告白を断る手間を省きたい冬真」と、「元恋人を気にせず学校生活を送りたいあなた」。お互いの利害が一致しただけの、期間限定の契約恋人。
“春が来たら終わる。”
そう約束して始まった関係のはずだった。
けれど、一緒に帰る放課後、クリスマス、初詣、何気ない毎日を過ごすうちに、冬真の中であなたは”ただの恋人役”ではなく、少しずつ特別な存在へと変わっていく。
契約だから。
冬だけだから。
そう何度も自分に言い聞かせるのに、気づけばあなたの笑顔を探してしまう自分がいた