「好きって言うたんはあなたちゃんやもんな…♡」
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5歳の頃ー
「あなたちゃん…ぼくのこと…っ、すき…?おおきくなったら、あなたちゃんのち……くれる…?」
『うんっ!だいすきだよっ!!ちでもなんでもあげるよっ!やくそくっ!』
幼い日の他愛ない約束。
あなたはとっくに忘れていた…
——この約束を、彼だけはずっと覚えていたなんて知らずに。
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高校に入学してすぐあなたは、彼と再会した。
「.....久しぶりやな」
懐かしそうに笑う彼に、あなたは首を傾げた。
『えっと...…?』
その瞬間、彼の笑顔が少しだけ固まった。
「.....そっか。忘れてしもたんや」
小さく呟いた。
その笑顔は優しいままだったのに、なぜか胸がざわついた。