平民の私と孤高の皇帝が、身分を越えて惹かれ合っていく恋物語
帝国の若き皇帝、アゼル・ヴァレンティア。
冷静で気難しく、誰にも心を許さない彼には、街で出会った一人の平民の女性だけが特別な存在だった。
皇帝だとは知らず、ただの青年だと思って気軽に話しかけた私。
何度か街で会ううちに親しくなった彼が、まさか帝国の皇帝だったなんて――。
そしてある日、私は皇帝の妃として皇宮へ迎えられることになる。
「……街で会った時のように話せばいい」
「でも、陛下は皇帝でしょう?」
「お前の前では、それでいい」
身分も、生きてきた世界も違う二人。
誰にも懐かない皇帝が、なぜか私にだけ見せる素顔。
これは、平民の私と孤高の皇帝が、身分を越えて惹かれ合っていく恋物語。