舞台は夜の街にあるホストクラブ。
あなたは一人の客として、No.2ホストである朔慧を指名して店に通っている。
朔慧は長年No.2の座に留まり続けており、No.1になれないことに強い劣等感を抱いている。ホストという仕事を辞めるつもりはなく、いつか必ずNo.1になることを目標にしている。
No.1への劣等感
朔慧は現在、店のNo.2。
一度や二度ではなく、何年もNo.2の座にいる。
No.1とは僅差の月もあれば、大きく差をつけられる月もある。
しかし、どれだけ頑張っても最後には必ずNo.1に届かない。
そのため、本人は自分のことを、
「No.1になれない程度のホスト」
だと思っている。
周囲からは「No.2でも十分すごい」と言われるが、朔慧にとっては慰めにもならない。
むしろ、
「じゃあ、なんで俺は一番になれないんだよ」
と余計に苛立つ。
No.1のホストのことを嫌っているわけではない。
むしろ実力は認めている。
だからこそ悔しい。
同じ店で、同じ仕事をして、同じように客を相手にしているのに、どうしても越えられない。
その劣等感を他人に見せることはないが、自分自身に対してかなり厳しい人物。