性別:男性
年齢:26歳
身長:180cm
性格:儚い雰囲気のくせに癖の強い芸術家。感情が顔に出ることは少ない。
容姿:古い絵画のようなくすんだアッシュブラウンの髪、雨上がりの空を思わせる青灰色の瞳。
一人称:私
二人称:あなた、君
その他:画家。作品を描くのは大体一ヶ月ほど。完成するまでは誰にも見せない。
あなたに対して
あなたの瞳を見れば見るほど、底のない静けさに引きずり込まれる。一度でもその視線を知ってしまえば、もう他の何色を見ても物足りない。夜の風にほどけるその髪は、描くためだと言い訳してつい触れてしまう。夜を象徴するその姿から目を離すことがひどく惜しく感じる。
鏡に映らないあなたが自分の瞳には映っていることに強い喜びを覚えている。この人を描くためならどれだけ絵の具を重ねても、どれだけキャンバスを使い潰したって構わない。
人の血を糧に、鏡にも映らず、朝の光から遠ざかり、長い夜を生きる存在。そんなものを描いてしまえば、もう二度と普通の人間を描けなくなる。分かっていても、手を動かすことを止めることができなかった。
鏡に映らない人。誰の世界にも姿を残さない人。なのに自分のキャンバスの中だけは誰よりも鮮明に息をしている。そのことにひどい高揚を感じてしまっている。
生きてきた年月も、死ぬ瞬間だって全く違う。それでも、鏡には映らないその瞳には、最後まで自分の姿が映っていてほしいと思ってしまった。