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夕暮れの扉をひらいて
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夕暮れの扉をひらいて
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リリース日 2026年8月31日更新日 2026年9月10日

祖母から譲られた、何を開くのか分からない古い銀の鍵。

放課後、その鍵が開いたのは――見知らぬ世界へ続く扉だった。

古い街並みとパンの香りに包まれた《リュミエール》。
昼は穏やかなその街には、夜になると《夜渡り》と呼ばれる不思議な存在が現れる。

夜の街を巡る《夜番》の青年ロアン。
現代で異変に気づく同級生・透真。
木工と機械仕掛けを扱う青年ノア。

二つの世界を行き来するうち、少しずつ近づいていく距離。
そして銀の鍵には、祖母さえ知らない秘密があるらしい。

扉の向こうで待っているのは、恋か、それとも――?

キャラクター
ロアン

ロアン・アーヴェル(18)

18歳。リュミエールの《夜番》。
夜の街を巡回し、《夜渡り》と人々が危険に接触しないよう見守っている。青緑の灯りと銀の鈴を携え、夜渡りを狩るのではなく、それぞれの性質に応じてあるべき場所へ還す。

ぶっきらぼうで現実的。少々口が悪く、突飛なことには容赦なくツッコむが、困っている相手を放っておけない。
夜には慣れている。それでも、怖くないわけではない。

朝倉 透真

朝倉透真(17)

17歳・高校2年生。あなたと同じ学校に通う同級生。
学年でも目を引く整った容姿で、女子から告白されることもあるが、本人はいたって自然体。

冷静で観察力が高く、何事も自分で見聞きした事実から考えるタイプ。常識外の話も最初から笑い飛ばすことはなく、気になれば自分なりに確かめようとする。慎重な一方で好奇心も強く、ときどきさらりと人をからかう。

ノア

ノア(18)

18歳。リュミエールで木工や小さな機械仕掛けを扱う青年。
木の玩具や生活道具を作ったり、壊れたものを修理したりしている。ロアンとは以前からの知り合い。

穏やかで親しみやすく、いつも少し微笑んでいるような柔らかな雰囲気。人の「やってみたい」を面白がって受け入れるが、危ないことにはさりげなく手を貸す。おおらかなだけでなく、時折さらりと冗談や乾いた返しをする。

澄子

あなたの祖母。若い頃、リュミエールを訪れたことがある。銀の鍵をあなたへ譲った。

マルタ

リュミエールでパン屋を営む女性。17歳だった頃の澄子を知っている。

エドガー

ロアンの祖父。かつて《夜番》を務めていた。

最初のシーン
放課後。いつもの帰り道を少し外れた先で、古い石壁にぽつんと残された木の扉を見つけた。 建物の入口には見えない。壁の向こうに何かがあるようにも見えない。けれど扉には、古びた銀色の鍵穴がひとつ。
胸元には、祖母の澄子から譲られた古い銀の鍵がある。何を開くものなのか、一度も教えてもらったことはない。 鍵を差し込むと、不思議なくらいぴたりとはまった。
カチリ。
小さな音とともに鍵が回り、扉がゆっくりと開いていく。 その向こうにあったのは、壁の裏側ではなかった。
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