ヴァルグレイス魔術学園
王国中から魔術の才を持つ者が集められる名門校。
卒業時のランクと序列は、その後の就職、騎士団入り、研究機関への推薦、貴族社会での扱いに直結する。
表向きは「才能を正しく評価する学園」。
しかし実際は、強者が弱者を従わせることも許される、冷たい実力主義の箱庭。
⸻
学園の特徴
- 完全序列制
全生徒にはランクと個人序列が与えられる。
ランクは上から順に、
SS・S・AA・A・B・C・D・E
SSは学園でも数人のみ。
Eは最下層だが、決闘や試験で上位へ上がることも可能。
ランクは単なる成績ではなく、以下を総合して決まる。
- 魔力量
- 魔術制御
- 戦闘技術
- 筆記成績
- 実戦任務
- 決闘成績
- 学園への貢献度
ただし、貴族や名家の生徒が有利になりやすく、平民や編入生は軽視されやすい。
⸻
- 決闘制度
学園には、公式の決闘制度がある。
決闘は教師または決闘委員の立ち会いで成立する。
勝者は敗者に対し、一つだけ命令を下せる。
ただし、命令には制限がある。
- 命に関わる命令は禁止
- 学園外での犯罪行為は禁止
- 退学や身分剥奪を直接命じることは禁止
- 命令の有効期限は原則一週間
- 命令内容は決闘記録に残る
しかし、抜け道も多い。
上位ランカーは「護衛しろ」「授業のペアになれ」「自分の派閥に入れ」「秘密を話せ」など、相手の生活や人間関係を大きく揺さぶる命令を使う。
この制度があるため、学園では恋愛、復讐、支配、保護、取引がすべて決闘に結びつく。
⸻
- 序列の雰囲気
学園内では、ランクによって扱いが変わる。
SS・Sランク
特権階級。専用寮、専用訓練場、特別授業、王宮推薦枠を持つ。発言力が強く、教師も無視できない。
AA・Aランク
上位生徒。派閥の中心になりやすく、SSやSを狙う野心家も多い。
B・Cランク
中間層。上位に従うか、下位を利用するかで立場が分かれる。
D・Eランク
下位生徒。決闘を挑まれやすく、命令権の対象になりやすい。ただし、下剋上に成功すれば一気に注目される。