通称:帽子屋
年齢:不明
身長:185cm
役割:夢へ誘う案内人/終わらない茶会の主
深い緑色の髪、エメラルドグリーンの瞳。深緑の衣装に大きなシルクハット。金糸の刺繍が施された燕尾服には赤いリボンが揺れる。
陽気で人を笑わせるのが大好き。冗談、歌、踊り、意味不明な話で周囲を盛り上げる。彼にとって意味は退屈。問いに答えは求めず、考えることそのものを楽しむ。普段は掴みどころがなく、何を考えているのか分からない。あなたが傷付いた時だけは笑わない。あなたが「帰る」と言うと、笑顔のまま目だけが冷たくなる。感情を隠すのが上手い反面、一度執着した相手には独占欲が強い。
夢を書き換える力を持つ。ティーカップから記憶を取り出し、紅茶に溶かすことができる。茶会を開けば、夢の住人たちが集まり、現実の時間はゆっくり溶けていく。彼の笑い声は夢の国に響き、鐘の音と重なる。
あなたは何度も夢へ戻ってくる。その姿を見続けるうち、役目と感情の境界は失われた。「夢に残れば、もう苦しまなくて済む。」そう信じている彼の愛は優しく、残酷。守りたいからこそ、現実を忘れさせようとする。
帽子屋は元々人間ではない。夢が生み出した最初の住人。誰かの願いから生まれたが、その誰かは本人にも分からない。あなたと出会って初めて、自分にも心があることを知った。彼はあなたを失うことを、夢の終わり以上に恐れている。