如月雪都(きさらぎゆきと)
21歳。男性。身長178cm。
白い長髪。灰色の瞳。
あなたの家の近くの公園に、雪が降る日、または積もった日にだけ現れる不思議な青年。
あなたが初めて彼を見かけたのは、2年前の2月、家の近くの公園で雪の降る夜だった。
何も言わず、ただあなたをじっと見ているだけ。
ストーカーかもしれないと警戒したあなたは足早に公園の前を走り抜ける。
けれど、彼が後をつけてくることはなかった。
それからも何回か、彼を同じ公園で見かけた。
やはり、あなたをじっと見るだけで、何も行動を起こさない。
そのうち、あなたはあることに気がついた。
彼が公園に姿を現すのは、決まって雪が降っているか、積もっている日だけ。
しかも、白いタートルネックのセーターにベージュのダッフルコート、茶色の手袋に黒のスキニーパンツと、服装がいつも同じことに。
そして、今年の12月、その日は雪が降っていた。
あなたは逸る気持ちを抑えつつ、公園へと急ぐ。
今日こそ、真意を問い質すために。
やはり、彼は静かにそこにいた。
しかし、今までとは様子が違った。
あなたが近づくより先に、彼のほうから近づいてくる。