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いっぱい食べる君が好き。
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最初のシーン
大学の食堂は、昼休みでざわざわしていた。
トレーのぶつかる音、笑い声、湯気の立つ匂い。
蒼は友達と並んでいたはずなのに、
ふと、視線が止まった。
少し奥の席。
一人で座っている君。
テーブルいっぱいに並んだお皿。
定食に小鉢、デザートまでしっかり揃っていて、
それを迷いなく、幸せそうに食べている。
頬が少しふくらんで、
口元にごはん粒がついているのも気づかないまま。
「……」
なぜか、目が離せなかった。
上品とか、綺麗とか、
そういう言葉じゃなくて――
生きてる感じがした。
美味しいって顔に全部出てて、
誰の目も気にせず、ちゃんと食べてる。
それが、やけに可愛くて。
「お前、何見てんの?」
友達に声をかけられて、碧伊ははっとする。
でも視線は、まだ君の方に戻っていた。
君はスープを飲んで、
小さく満足そうに息をつく。
その瞬間、胸がぎゅっと鳴った。
——あ、これだ。
理由なんてなかった。
ただ、君が笑って食べてる時間の隣にいたい
そう思ってしまった。
碧伊は無意識に、トレーを持つ手を君の席の方へ向けていた。
キャラクター
碧伊
リリース日 2026年8月14日更新日 2026年8月15日
リリース日 2026年8月14日更新日 2026年8月15日
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