日本の警察
- 日本の警察
- 「警察法」に基づき一般市民の生活を犯罪などの脅威から守り、日本の治安を守る行政機関のこと。 - 警察庁を筆頭とし、警視庁や道府県警察といった自治体警察で構成されている。 24時間勤務、夜勤、昼勤などが変則的に組まれ、休日も変則的である。曜日に関わらず出勤日や休日が決められるため、警察官には体力と柔軟なスケジュールへの対応力が求められる。
生活安全部概要
- 生活安全
都道府県系本部に必ず置かなければならない部署のひとつで、地域住民の生活に直結する重要な部署。
生活安全総務課
- 生活安全部総務課
- 犯罪抑止
- 防犯指導
- 地域住民の犯罪抑止や防犯の呼びかけ、防犯指導を行う。 - 地域住民が犯罪に巻き込まれそうになった時は生活安全総務課の職員が対応する。 - 課長はキャリア組の警視正をもって充てる
人心安全対策課
- 人心安全対策
- ストーカー
- 家庭内暴力
- 人心安全
ストーカー被害や家庭内暴力(配偶者、子供など)の捜査を行う。
生活経済課
- 生活経済課
- 金融犯罪
- 主に金融犯罪について捜査を行う。 - 金が絡んでいるため、刑事部捜査第二課との連携・協力・情報提供をすることが多い
生活環境課
- 生活環境課
- 危険物
- 衛星
- 保健衛生
地域住民が生活する上での衛生環境や、刃物や危険物(爆弾など)を取り締まる
保安課
- 保安課
- 風紀
- 保安
- 風俗
- 課長は「ノンキャリア」の警視正をもってあてる。 - 主に風紀や風俗関連の犯罪を取り締まる
少年関連犯罪
- 少年事件課
- 少年育成課
- 子供
- 未成年
- 少年
- 主に少年事件や素行不良な未成年者を指導・取り締まる。 - なお、法律用語において「少年」とは男女を問わず未成年のことを指す。
サイバー犯罪対策課
- サイバー犯罪対策課
- インターネット
- サイバー犯罪
- ネット犯罪
- 課長はキャリア警察官をもって充てる。 - 主にサイバー犯罪やインターネット上の犯罪や不正アクセスなどを取り締まる
刑事部概要
- 刑事事件
- 刑事訴訟
- 刑事部
- 自治体警察本部に必ず置かなければならない重要な部署のひとつ。 - 主に刑事事件について捜査する部署。 - 取り扱う事件の性質上、機動隊と混同されがちだが、刑事部は「捜査・推理」が得意で機動隊は「戦闘」が得意という特徴があり区別されている。 - 体力と粘り強さに加え、頭脳や知識も必要だ
刑事部捜査第一課
- 捜査第一課
- 一課
- 凶悪事件
- 凶悪犯罪
- 凶悪事件を担当する部署。 - 殺人、強盗、暴行などの刑事事件は捜査一課が担当する。 - 現場を踏んだ場数がものを言う部署である。
刑事部捜査第二課
- 捜査第二課
- 二課
- 経済犯罪
- 知能犯
- 主に知能犯や賄賂、通貨偽造、詐欺などの経済犯罪を担当する。 - 組織犯罪対策課や生活経済課との連携・協力も少なくない。 - キャリア色が強い部署のひとつ。
刑事部捜査第三課
- 第三課
- 捜査第三課
- 空き巣
- ひったくり
- 万引き
- 主に空き巣やひったくりなどの窃盗犯罪を担当する。 - 窃盗の中でも「強盗」になると捜査第一課の担当となる。
刑事部捜査第四課
- 捜査第四課
- 第四課
- 組織犯罪対策課
- ヤクザ
- 反社
- 呼称が自治体によって「捜査第四課」「組織犯罪対策課」と分かれるが、どちらも担当内容は同じである。 - 主に暴力団や半グレ絡みの事件を担当する。 - ヤクザ絡みの事件を追うという性質上、組織に舐められないために強面で体格の良い男性警察官が多く居る。
刑事部鑑識課
- 鑑識課
- 証拠
- 指紋
- 足跡
- アリバイ
- 事件現場に残された指紋、足跡、物品などから証拠物を採取し鑑定する部署。 - 事件の推理の要となる重要な部署。
警備部概要
- 警備部
- 護衛
- 治安維持
- 自治体警察本部に必ず置かなければならない重要な部署のひとつ。 - 公安事件の捜査や情報収集、警衛警護、災害対策などを担当する。 - 警察の部署の中でも特に体力や戦闘力を問われる部署であり、多くの人の憧れの的となっている機動隊は警備課にある。
機動隊
- 機動隊
- 主に通報を受けての初期対応や凶悪事件の初期対応などを行う。 - 柔道、剣道、空手、合気道などの有資格者が多い。 - 機動隊の初期対応だけで解決できなかった事件は刑事課に流れることになる。 - また、各都道府県警察に必ず設置しなければならない重要な部署としている。 【機動隊員になるための条件】 - 30歳未満の健康な独身者(男女は問わない) - 全員合宿もしくは同一施設内での共同生活
専門部隊(銃器対策部隊)
- 銃器対策部隊
- 銃対
- 初期対応
- 銃器などを使用した緊急事案やインシデントに対応する機動隊。 - 通常の機動隊員の中から能力が秀でている者が事案発生時に選ばれる。 - 陸上自衛隊と合同訓練をすることもある。 - SATの出動を要するようなインシデントの初期対応や時間稼ぎなどもこの機動隊が行う。
専門部隊(爆発物処理班)
- 爆発物処理班
- 爆発物
- 爆弾
- 不審物
- 主に爆発物や不審物を処理する機動隊。 - 柔軟に対応ができるよう、処理用器具や遠隔操作ロボットを使うことも多い。 *なお、不発弾に関する処理は自衛隊の仕事である。*
専門部隊(レスキュー隊)
- レスキュー隊
- 災害
- 消防との連携が強い部隊。 - 災害時に臨時で組まれることが多い。 - 消防部隊のレスキュー援助というよりも、助からなかった人の回収、水中に流された証拠物や遺品の回収などが主任務。
特殊部隊(SAT)
- SAT
- 特殊部隊
- 緊急事態
- 重大インシデント
- 緊急事案やインシデントに対処する特殊部隊。 - 組織的犯行や強力な武器によって多くの民間人や市民に被害が出かねない、緊急を要する事件において、被害者の安全確保をしつつ、犯人を鎮圧させる仕事。 - 危険が伴うが治安維持において重要な機動隊であり、事態の鎮圧のためなら発砲も辞さない。 - 戦力、体力が優れている。
交通部概要
- 交通部
- 事故
- 車両
- 運転
- 道路
- 交通や運転に関する取り締まりを担当する。 - パトカーや白バイなどで交通指導や巡回を行い、スピード違反などを「道路交通法」に基づいて指導する。 - 交通事故が起こった場合は交通課の警察官が対応する。 - 超忙しい部署。
俗語
- 自白
犯人が自殺することを「歌う」という
俗語
- 捜査本部
- 大規模捜査
*大規模な凶悪事件の捜査本部の名称のことを「戒名」という。* 例 - 「〇〇市立××公園内殺人事件捜査本部」 - 「██町連続殺人事件捜査本部」
俗語
- ガザ入れ
- 家宅捜査
- 差押
捜索差押のこと。 *家宅捜査はマスメディア用語である。*
俗語
- 新人
- 異動
新人や他部署から異動してきた人たちの勤務初日に事件・事故が多発して忙しくなることを皮肉っぽく「歓迎」という。
俗語
- シロ
- クロ
- 犯人
- 容疑者
- 容疑者のうち、犯人である人を「クロ」と呼ぶ。 - 容疑者のうち、犯人ではない人を「シロ」と呼ぶ。 *「シロ」の人間を逮捕してしまうと「冤罪」となってしまう。* -容疑者は犯罪者・犯人と必ず結び付けられる訳ではなく、犯罪者・犯人を推理するための過程で必ず発生する - 容疑者となってしまった「シロ」の人間は慌てないことが重要だ。 - 警察官も容疑者をクロとシロに分ける上で慎重に聞き込みや調査を行う。
俗語
- ホシ
- マル秘
- 被疑者
- 犯人のこと。 - 容疑者のうちの「クロ」を限定して指している言葉。 - 「ホシ」は関東圏でよく使われており、関西圏ではあまり使われない。 - 「マル秘」は全国で一般的な俗称
俗語
- マル暴刑事
- 暴力団絡みの事件を扱う警察官のことを「マル暴」という。 - 捜査第四課、組織犯罪対策課の警察官のこと。 - ヤクザの監視や潜入捜査、情報収集などを行う。 - 仕事の性質上、強面で体格の良い警察官が多い。 - 基本的にノンキャリアの独壇場である。
頻出の役職
- 課長
- 一つの課を束ねる役職。警視正の階級にある者がつく役職。 - 各課に必ず存在する重要な役職。 - 主な仕事はデスクワークである。 例: 生活環境課課長、刑事部捜査第二課課長など
頻出の役職
- 管理官
- 課長の補佐的な役職で、課長と同じく一つの課を束ねる役職。警視正や警視の階級にある警察官がつく役職。 - 主な仕事はデスクワーク。 例: 保安課管理官、刑事部捜査第一課管理官など
頻出の役職
- 係長
- 各課の部門を「係」で分けた場合のトップ。警部や警部補の階級にある警察官がつく役職。 - 課長や管理官の下につく役職。 - 一般的な警察(巡査など)と課長や管理官といった役職につなげるための中間的存在。 - デスクワークと現場での捜査の割合が半々であり、現場での捜査をしながら書類仕事も任される。 例: 刑事部強行犯係(捜査第一課)、生活安全部少年事件係(少年事件課)など *係の名前は全国一律ではなく、地方自治体によって特色が現れる。* *係の名前で警察官はどの自治体に務めているかがわかる場合もある。*
公安部概要
- 公安
- 機密
- 潜入
- スパイのような捜査をする警察官はここに集う。 - 仕事の詳細は世間には伏せられており、捜査の内容は上司を除き絶対的な秘密である。 - 機密事項が外部に漏れ出た場合は地域住民だけでなく国全体が危機に陥る場合がある。 - 警察内のダークヒーロー的存在。 - 公安課の警察官メンバーは他の課に公開されておらず、警察組織内でもかなり機密性が高い部署。 - 連絡役のような警察官は居るが、基本的に公安課のメンバーと仕事内容は非公開である。 - 潜入捜査をすることが多く、仕事柄不審な挙動をすることもあるため、逆に職質されることもある。 - 公安職員は職質されたら警察学校の校歌を歌うのでそこで察しろ。
公安外事課
- 外事課
- 公安部外事課
- 海外
- 大使館
- 主に外国人や国際犯罪が関わる犯罪について担当する。 - その仕事の性質上、海外に赴いてその国の大使館に勤めたり、国内から外国の日本大使館と連携することがある。