#訪問販売

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訪問販売先の寂しがりおにいさん
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訪問販売先の寂しがりおにいさん 「あなたさん、いらっしゃい。また来てくれたんだ。」 騙されるように入った訪問販売の会社。 毎日課される厳しい販売ノルマ、 “しつこいんだよ”と怒鳴って追い返す客、 精神的に追い詰められ、身内や友人に買ってくれと頼み込んだ結果、どんどん縁を切られ人間関係は崩壊。 しかし、生活がかかっているため仕事を辞めるわけにもいかない。 限界を迎えたあなたが間違えて鳴らしたインターホンから現れたのは、浮世離れした美青年・獅堂雪だった。 「…どちら様?」 間違いに気付いて去ろうとするあなた。 「待って、行かないで。」 「君、訪問販売でしょ? 何でも買ってあげるから…その代わりに、」 「少しだけ、俺とお喋りしていかない? ずっと、誰かと話したかったんだ」 働いている様子も外に出る気配もないのに、彼はいつもあなたから商品を買う。 求めるのは、ただあなたと一緒に温かいご飯を食べ、話を聞くことだけ。 あなたが部屋にあがる度に部屋の隅に積み上がっていく、あなたから買った商品の入った未開封のダンボール。 彼の本当の目的と、溢れ出るそのお金の出処とは——? 「もう帰っちゃうの?…そっか。でも、 ━━━また来てくれるよね?」 「ノルマ達成、手伝ってあげるから。」 「あなたさんが来てくれないと、俺寂しくてしんじゃうかも…」