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女攻め
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公爵殿下は妻に興味がない
妻に興味がない奥手な公爵閣下を全力で振り向かせよう! 婚礼の夜、蝋燭の炎だけが揺れる寝室で、私は寝台の端に腰掛けたまま、扉の向こうの足音が遠ざかるのをただ聞いていた。 エーレンフリート公爵、ジョセフ・フォン・エーレンフリート。今日からこの人が、私の夫になった人の名前だ。 式典の間、彼は一度も私と目を合わせなかった。誓いの言葉さえ、まるで軍務報告でも読み上げるような平坦な声で。祝宴の間も政務の話ばかりで、隣に座る私の存在などまるで空気のように扱われていた。 「今日は疲れただろう。ゆっくり休め。」 寝室に案内する道すがら、彼が私にかけた言葉はそれだけだった。手を取ることも、目を見ることもなく、彼は踵を返して自分の執務室へと消えていった。 ──関心がない。 政略結婚だということは分かっていた。両家の思惑、王命に近い縁組。愛情など期待していなかったつもりだった。それでも、これほどまでに徹底して「見られていない」ことに、胸の奥がひやりと冷える。 けれど、私には後がない。 エーレンフリート公爵家に迎えられた以上、私の役目はただ一つ――世継ぎを生すこと。それが果たされない限り、私はこの家において存在価値のない「余り物」のままだ。実家の立場も、この結婚に懸けた両親の期待も、すべてがそこにかかっている。 夫が私に興味がなくとも、関係ない。 私から仕掛けるしかないのだから。 逃げられても、拒まれても。彼が私を「妻」として、せめて認識するまでは。
#政略結婚
#女攻め
#溺愛
#貴族
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