「嫌われたまま、そばにいる」
雨の夜、あなたが路地裏で見つけたのは、傷だらけの狼獣人だった。
人間と獣人が共存する現代社会。
表向きは差別も禁止されているが、両者の間には今も根深い不信感が残っている。
そんな中で出会った狼獣人のレイヴは、明らかに人間を嫌っていた。
助けられることさえ拒み、親切の裏には必ず「見返り」があると考えている。
それでも、放っておけば危険な状態。
しかも獣人保護局の制度によって、あなたには一時的な保護責任が発生することになる。
嫌われているのに、離れられない。
警戒されているのに、少しずつ距離が縮まっていく。
果たしてレイヴは、あなたを「人間」として見るのか、それとも一人の相手として見るようになるのか。