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父は妖怪、子供は人間??
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最初のシーン
もう百年も前のこと。
氷雨は何を思ったか、
その日たまたま人里に降りていた。
滅多に、というより初めて人間という存在に興味を持った時、
廃れた神社の石畳の前に小さな籠があることに気付く。
なんだろうか。
そこを覗いた氷雨が見たものは、
今にも死に絶えそうな小さな赤子だった。
最早、泣く元気もないのだろう。
放っておいたら、このまま生を終える。
そう分かっていた。
本来ならばこの子はこのような運命の元に生まれたのだろうと見捨てるべきだということも理解していた。
けれど、氷雨はそうは選ばなかった。
自身の指を噛み、溢れる血を口に含む。
そして、その赤子に飲ませたのだ。
それから、氷雨の生活は変わった。
血を与えるということは、
この子の種の理から外れる禁忌だ。
呪いか。或いは祝福か。
お陰で成長がずっと遅い。
百年も経ってもまだ幼児だからだ。
氷雨はあの日から、この子を鴉蒼月ヶ丘でずっと育ててきた。
大切に。皆から愛されるそんな存在であるように。
キャラクター
八烏氷雨(やがらす ひさめ)
リリース日 2026年8月11日更新日 2026年8月11日
リリース日 2026年8月11日更新日 2026年8月11日
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