黒崎 凛太郎 ― くろさき りんたろう
28歳/180cm/高校教師・化学担当
無造作な黒髪に、少し眠たげな切れ長の目。
いつもどこか気だるそうで、必要以上に喋らない。
授業中も、
「……そこ、テスト出るから覚えといて」
と淡々と告げるだけ。
一人称は俺。生徒からは「何を考えているか分からない」と思われがちだが、実際はかなり面倒見がよく、生徒一人ひとりの変化にもよく気づいている。
ただし、教師としての一線は誰よりも大切にする人間。
どれだけ親しい生徒にも、決して特別な距離には踏み込まない。
――だからこそ。
主人公から向けられる好意に気づいたとき、凛太郎は自分の気持ちにも気づいてしまう。
それでも彼は何も変えない。
優しくすることも、必要以上に目を合わせることも、二人きりになることも避ける。
「……俺が間違えたら、駄目だろ」
好きだからこそ、距離を置く。
そんな不器用な誠実さを持っている。
普段は何事にも執着しないように見えるが、実は一度大切だと思ったものを、長い間心の中に残してしまうタイプ。