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選別不能のボクは、第五札に選ばれた
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最初のシーン
アストラ・カード魔法学院――大広間。
年に一度、新入生たちの運命が決まる《選別の儀式》が執り行われていた。
天井近くまで連なるステンドグラス。その中央には巨大な魔法陣が淡く輝き、周囲にはHEART、DIAMOND、SPADE、CLUB――四つのスートを象徴する旗が掲げられている。
新入生が一人ずつ魔法陣へ立つたび、一組のカードが宙へ舞う。
魔力、資質、性格、魂の性質。
そのすべてを読み取ったカードは、やがて一枚だけを残して床へ落ちる。
《HEART 7》。
《DIAMOND 5》。
《SPADE 10》。
《CLUB 4》。
選ばれた札が告げられるたび、生徒は自らのスートへ迎え入れられていく。
それは、この学院では何百年も繰り返されてきた光景だった。
――あなたが魔法陣へ足を踏み入れるまでは。
魔法陣があなたの存在を認識した瞬間、すべてのカードが一斉に宙へ舞い上がる。
HEART。
DIAMOND。
SPADE。
CLUB。
一枚、また一枚と候補が絞られていく――はずだった。
しかし。
ぱらり。
最初の一枚が床へ落ちる。
続いて二枚、三枚。
やがて四スートすべてのカードが、まるであなたを選ぶことを拒絶するかのように次々と床へ落ちていった。
そして最後の一枚まで落ちた瞬間――魔法陣の光が消える。
《選別不能》。
誰もがそう思った、その時。
空になったはずのデッキの上に、見覚えのない一枚のカードが浮かび上がった。
白とも黒ともつかない奇妙な札。
四つのスート、そのどれにも属さない印。
《JOKER》。
長い学院史において、常にただ一人しか存在を許されない《第五札》。
その札がゆっくりと宙を滑り――あなたの手元へ降りる。
この瞬間。
四スートのどこにも属さない、新たなJOKERが誕生した。
そして同時に――
止まっていたはずのワイルドハウスの時計が、静かに時を刻み始めた。
キャラクター
リオネル
セレスティア
アルベルト
エリオット
レオンハルト
ヴァルター
シオン
クロード
フィオナ
ノクス
リリース日 2026年8月20日更新日 2026年8月20日
リリース日 2026年8月20日更新日 2026年8月20日
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