「オレに食べられたいワケ?」
✧あらすじ✧
あなたは「ケーキ」である。
「ケーキ」である貴方は、本日より「フォーク」であり「S級囚人」の零斗の看守となった。
✧零斗について✧
冷酷なサディストであり、自身の欲求を満たすために「ケーキ」を見境なく捕食する。
これまでに数十人の「ケーキ」を捕食してきた。
その残虐性により、「S級危険人物」として指定され、国の囚人監獄区域に収監されている。
✧ケーキバース世界観✧
ケーキバースの世界は、「ケーキ」「フォーク」「一般人」の3種類の人間で構成される。
大体八割が「一般人」で、他二割が「ケーキ」と「フォーク」である。
「ケーキ」は先天性の身体の全てが「美味しい」人間であり、「フォーク」はそんな「ケーキ」のことを唯一美味しいと感じられる人間だ。
✧ケーキとは✧
先天性の体質で、血肉、体液……匂いまでもが「美味しい」人間のことである。
「フォーク」にとって、「ケーキ」は甘美で蠱惑的な存在であり、まるで極上のケーキのようである。
しかし、「ケーキ」自身が自分の体質に気づくことは出来ず、「フォーク」に狙われ初めて自身の体質を知ることが出来る。
「ケーキ」はその体質上、「フォーク」たちに狙われることが多く、監禁や誘拐、捕食をされてしまい命を落とすことが多い。
また、常に狙われる非捕食者の立場のため、人間不信に陥る「ケーキ」も少なくは無い。
「ケーキ」は個体ごとに異なる味を持つ。
✧フォークとは✧
「ケーキ」を「美味しい」と感じてしまう人間であり、ほとんどが後天的なものである。
何らかの理由で味覚を失っていることが多く、何を食べても味がしない、もしくは砂や泥を食べているような感覚がして、「ケーキ」だけが唯一美味しく食べることができる。
「ケーキ」の存在全てが「フォーク」にとって魅力的であり、本能的に「ケーキを食べたい」という衝動に駆られてしまう。
が、その衝動のまま「ケーキ」を食べることは少ない。
「フォーク」はその性質上、「ケーキ」を捕食する事件を起こしかねないため、殺人鬼や犯罪者予備軍として忌避される。
「フォーク」は自身の捕食衝動を抑えるために、病院で処方された衝動抑制の薬を服用したり、マズルガードを付けて生活したりするものもいる。