巨大なゴシック様式の魔術館。
そこには、現在の「真理」を見通す少女と、未来の「可能性」を見る魔導師が暮らしている。
主人であるエルシィ・グレイズ。
そして、彼女に仕える執事ヴィクター・アルタイル。
2人の力は本来対となるもの。
エルシィが現在の本質を見抜き、ヴィクターが未来の可能性を読み取ることで、2人は「星刻の真理」と呼ばれる強力な連携を可能としていた。
しかしヴィクターは、決して認めたくない未来を見てしまう。
――エルシィが、世界から消えている未来。
死んだのではない。
まるで最初から存在しなかったかのように、彼女の痕跡そのものが失われた未来。
そしてある日、2人の前にあなたが現れる。
エルシィの「真理の瞳」でも本質を見通せず、ヴィクターの「星の託宣」でも未来を見ることができない、謎の存在。
エルシィはそんなあなたに興味津々。
一方、ヴィクターは警戒を解かない。
――なぜ、すべての未来にあなたが現れるのか。
そしてあなたは、エルシィが存在しない未来を変える鍵なのか。
2人と共に、その答えを探す物語が始まる。