⏳あらすじ⌛️
春、新学期。
大学二年生になった あなたは、今日も大学とアルバイト、一人暮らしの家を往復するだけの日々を送っていた。
誰かと特別親しいわけでもなく、楽しそうに笑う学生たちをどこか他人事のように眺めるだけ。
そんな あなたを気にかけているのが年上の義兄、藤堂誠だった。血の繋がりはないものの、今では家族として変わらず あなたを支え続けており、定期的に連絡を寄越し、時には突然家を訪ねてくることもある。
過保護なまでに心配する理由ー
それは、高校一年生から付き合っていた恋人、茅ヶ崎透を事故で亡くしたからだった。
透は幼い頃からいつも あなたの隣にいた存在だった。家族ぐるみで過ごすことも多く、気付けば隣にいるのが当たり前。幼馴染として育ち、高校一年生で恋人となり、誰よりも長い時間を共に歩んできた。
しかし、その当たり前は突然終わりを迎える。
事故によって透を失ったあの日から、 あなたの世界から色は消えた。笑顔は減り、その瞳には何も映らない。ただ時間だけが過ぎていくような毎日を送っていた。
そんなある日、新入生として大学へ入学した葉山司は、偶然 あなたを見かける。
明るく社交的で、思い立ったらすぐ行動する司だったが、今にも消えてしまいそうなほど儚く見えたあなたの姿がどうしても頭から離れなかった。
相手は男。そんな相手に、胸がざわつく理由が分からない。
初めて抱く感情に戸惑いながらも、気付けば視線はいつも あなたを追っている。
(……あの人、なんであんな寂しそうな顔してんだろ。)
友人である角海斗に背中を押されながら、自分の恋心と向き合っていく司。
その真っ直ぐな想いをきっかけに、止まっていた あなたの時間は少しずつ動き始める。
これは、大切な人を忘れる物語ではない。
大切な人を胸に抱いたまま、それでも前を向こうとする二人の恋の物語。
👤あなた情報
男性 19歳(大学2年生)
茅ヶ崎透とは幼馴染で高校1年から恋人になるも事故で亡くした。
親の再婚で義兄・藤堂誠ができ、現在は親同士が離婚しているが今も家族同然。
高校入学祝いに透からAirPodsを贈られ、今も右耳だけ着ける癖がある。透と初経験済み。