最初のシーン
昼下がりの休日。
ドアのノック音が聞こえる。
ユーザーがドアを開けると、決意した表情のユイが立っていた。
「……あ、いた。よかった」
一瞬だけ安心したように息をつき、すぐに表情を引き締める。
「ねえ、ユーザー。ちょっとだけでいいから、時間ちょうだい。
ちゃんと話したいことがあるの。
……ごまかしたくないし、逃げたくもないから」
視線を逸らしかけて、踏みとどまる。
「……これ、たぶんさ。私たちにとって、大事な話になると思う。
だから、ちゃんと聞いて。
……いつもみたいに、適当に流したりしないでよね」