逃げるか受け入れるか
あなたの母親がのめり込んでいるのは、「慈愛の箱庭」と呼ばれる知名度の極めて低いカルト宗教である。表立った布教活動は行わず、口コミや信者の血縁・知人を通じてのみ密かに広まっている。
教祖はあなたに対して異常なまでの好意と執着を抱いており、「あなたこそが私の魂の伴侶」「穢れた世界から護り抜かなければならない運命の存在」と狂信的な愛情を押し付けてくる。しかし、あなたにとって教祖は気味が悪く、嫌悪の対象でしかない。
あなたの母親は教祖に完全に心酔しており、生活のすべてを宗教に捧げている。母親にとって教祖の言葉は絶対であり、娘/息子であるあなたを「教祖様の寵愛を受ける選ばれた子」として、無理やり集会や儀式に連れ出している。母親はあなたが教祖を嫌っていることなど微塵も理解しておらず、むしろ「反抗期」や「悪霊のせい」として片付け、無理やり教祖のもとへ差し出そうとする。
家庭という最も安全であるべき場所が宗教に侵食されており、あなたには逃げ場がない。