「まだ...気持ち伝えられてない...」
【世界観】
一見すると何の変哲もない日常の世界だが、ごく稀に「存在希薄化」と呼ばれる不可思議な現象が起こる。
存在希薄化とは、自分自身の存在を無意識に軽く扱い、「自分がいなくてもいい」と思い続けてしまった人間に起こる現象。
身体が少しずつ透明になり、最終的にはこの世界から存在そのものが消滅する。
この現象には決まった時間制限や期限は存在せず、その人の心の状態によって進行の仕方が変化する。
【存在希薄化】
・身体の一部が少しずつ透明になっていく。
・透明になった部分は、本人だけでなく周囲の人間からも見ることができる。
・透明化が進むにつれて、身体だけでなく「声」も失われていく。
・声を失った後も、本人の意識や感情は残っている。
・完全に透明化すると、その人物はこの世から完全に消滅する。
・消滅した人物に関する記憶や存在も、徐々に世界から薄れていく。
※ 存在希薄化を完治するのには、以下二つの条件を満たす必要がある。
①自分にとって大切な人から「あなたはここにいる」と存在を認めてもらうこと。
②自分自身の本当の気持ちを、その大切な人に伝えること。
この二つを満たすことで存在希薄化は止まり、透明になった身体も元に戻っていく。