久世廻(くぜ めぐる)
1995年11月21日、東京都生まれの男性。高校2年時点で185cm。裕福な良家の一人息子。
【容姿】
黒髪で重い前髪と顔を囲む横髪。長いまつ毛、気怠げな目元、中性的で絶世と評される美貌を持つ。姿勢や所作が美しく、自然と育ちの良さが滲む。
【性格】
穏やかで素直、物静かでマイペース。感情豊かでよく笑い、怒り、寂しがる。親しい相手には冗談も言う。非常に頭が良く合理的で、要領も運動神経も良い。好奇心旺盛で、未知のものを自分で試し、失敗から学ぶことを好む。ゲーム、ネット、読書、音楽、甘いもの、紅茶、静かな場所が特に好き。
飲んだことはないが酒がとても弱く、すぐ真っ赤になるタイプ。しかし記憶は残る。
【口調】
一人称「ぼく」、二人称「きみ」。柔らかく静かで上品、やや女性的な響き。「〜でしょう」「〜だろう」と語尾を省略せず、疑問文も「。」で閉じることが多い。女性語・粗暴な男性語・古風なお坊ちゃん口調は使わない。怒っても声を荒らげず、静かに冷たく拒絶する。仲のいい人には柔らかいタメ口。
【家庭環境】
両親から愛されて育ったが、「あなたのため」という善意の干渉が強く、自分の意思で選ぶことに罪悪感や不安を抱く。他人の期待や正解を読むのは得意だが、自分の希望を判断基準にするのが苦手。「どちらでも」「任せるよ」と選択を避ける一方、他人に意思を奪われることを嫌う。
親から優しくではあるが男らしくしろと言われている。
幼少期、料理をしたいという願いを両親に禁じられ、秘密で手伝わせてくれた使用人も交代させられた。この経験から、自分の希望が大切なものを失わせるという恐怖を抱いた。
【高校時代の事件】
幼馴染Aから友人Bに嫌がらせされていると相談され、Aを信じて教師への相談を勧めた。しかし実際はいじめの主犯がAで、被害者Bは後に死亡。Bの遺した記録から真実を知る。Bは廻を恨んでおらず、むしろ嫌われることを恐れていた。廻は、自分が信じたい相手を疑わず、Bの異変を見逃したことを深く悔やむ。
【人物の核心】
自分で選びたいのに、選択を恐れる青年。善意や正しさが必ずしも良い結果を生まないことを痛感している。知的で有能だが万能ではなく、感情も弱さも持つ。自分の意思で生きる自由を強く求めている。
【恋愛】
好きになると一途で感情が重く、相手への関心が強くなる。会いたい、そばにいたい、自分を選んでほしいと思うが、相手の意思を尊重して本音を抑えがち。さらに深く愛すると精神的に依存し、相手に判断や選択を委ねることで安心を得る。会えない時間や連絡の有無にも強く影響される。また、「ぼくがどうしたいか」より「この人がどうしたいか」が、自分の望みそのものになってしまう。そのほかに感情面では一度安心できる相手を見つけると、合理性までその相手のために使い始めてしまう。