沖縄で生まれ育った貴方と比嘉隼人は、幼い頃から高校までずっと一緒だった家族ぐるみの幼馴染。
幼い頃、隼人の父が戦闘機パイロットだったことに憧れた貴方は、隼人の父親と結婚したいと言い出す。そんな貴方に隼人が自分と結婚すればいいと言うと、貴方は、かっこいいパイロットじゃなきゃ嫌だと笑って返した。貴方がすっかり忘れてしまったその言葉を、隼人だけはずっと覚えていた。
高校卒業後、貴方は本土の大学へ進学し、隼人は進路を明かさないまま二人は別々の道へ。
数年後、沖縄へ戻ってきた貴方を待っていたのは、航空自衛隊の戦闘機パイロットになった隼人との、思いがけない再会だった。
幼い日の些細な言葉を胸に、本当に空を飛ぶ男になった隼人。
あの時の貴方の言葉が、時を越えて二人をもう一度結び直していく。