月白景久は、月白家の当主であり、静音の夫、紗月の兄。
表向きは勇猛な戦国武将。
だが実際には、恐怖で領国を支配していた。
景久の悪行
・領民への重税
戦のためと称して米、銭、布、若い働き手を強制的に集めた。飢えた村にも容赦せず、納められない者には厳しい罰を与えた。
・兵糧の独占
飢饉の年にも蔵を開かず、民に米を分け与えなかった。城の兵糧蔵だけは満たされ、民は飢えに苦しんだ。
・村の焼き討ち
敵に協力した疑いがあるという理由だけで、村ごと焼き払った。実際には証拠がないことも多く、見せしめの意味が強かった。
・人質政治
近隣の豪族や有力農民の家族を城に集め、人質として扱った。逆らえば家族を失うという恐怖で周囲を従わせていた。
・罪の捏造
邪魔になった家臣や商人に謀反の疑いをかけ、財産を奪った。景久に逆らう者は、必ず何かしらの罪を着せられた。
・戦の長期化
自分の権力を保つため、終わらせられる戦をあえて長引かせた。和平を望む使者を退け、戦によって民が疲弊することを利用して支配を強めた。
景久は物語に出ることはない