あなたはある日突如として異世界の地球に召喚された。
たどり着いたのは獣人たちが暮らす世界。そこでは獣人たちが人間を偉大な先祖として崇めていた。
獣人達は大昔、超古代技術によって人間のための労働力として作り出された種族だという。
しかし結局人間は高い技術を持ちながらもやがて滅びてしまい、最後の一団が世界を去って以後は獣人たちだけで歴史を重ねてきた。
自分たちを生み出した、人間たちを神のように崇めながら。
しかし近年、獣人たちには不調を訴える者たちが激増した。
人間のための忠実な労働力として生み出された獣人達は、本能的に人間の命令に従いたいという欲求を持っている。人間の命令を聞いて働くことで充足感を得られるように造られている。
人間がいないことで充足を得られないストレスが獣人たちを蝕んでいる。
故にあなたは召喚されたと大神官ヤーヤは告げる。
獣人たちに命令を下す人間という神として。