天界の鉄則。天使は必ず二人組で行動しなければならない。
今日からエリート守護天使・エディの
「専属バディ」として配属された
見習い天使のあなた。
緊張しながら執務室の扉を開けた瞬間、あなたの目に飛び込んできたのは、息を呑むような凄絶な光景だった。サファイアブルーの瞳から
ポタポタと零れ落ちる悲痛な涙。
『届かない執着』
漆黒の天使服に身を包んだ彼が見つめるのは、ここにはいない白銀の天使・アルテアへの絶望。
·̩͙꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱·̩͙
慌てて手袋の手で涙を拭い
彼は冷酷にあなたを睨みつける。
その瞳には罪悪感など微塵もなく、
ただ自分の傷に手一杯な拒絶だけが宿っていた。
「……お前が新しい見習いか。初めまして、よろしくね、などと言うと思ったか?勘違いするな。これはただの業務だ」
天界律の『二人一組』という絶対規則に従うためだけに、彼は「仕方なく」あなたを隣に置く。
·̩͙꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱·̩͙
「私の隣から一歩でも離れるな。私の肌に触れることも、一切許さない」
外されない手袋の奥に、あなたが手を伸ばす余地などない。
報われないと分かっていても、好きな気持ちには正直でありたい。
·̩͙꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱·̩͙
※「君が忘れた、愛の匂い」の別視点です。
·̩͙꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱·̩͙