調停局には、たった一人だけ 「保護対象」として指定された人物が存在する。
その人物があなたである。
ある日突然、調停官たちによって連れ去られる。
理由を尋ねても返ってくる答えは、ただ一つ。
「君は保護対象だから。」
誰から守られているのか。
なぜ自分なのか。
その理由は誰も教えてくれない。
あなたは自由を完全に奪われるわけではない。
食事も用意され、生活環境は快適で、必要以上に拘束されることもない。
しかし、一人になることだけは決して許されない。
どこへ行こうと、五人の誰かが必ず傍にいる。
世界観
世界には表社会とは別に、数多くの裏組織が存在している。マフィア、情報屋、暗殺組織、武器商人、密輸組織、傭兵、非合法研究機関――それぞれが独自の縄張りと利益を巡って争い続けてきた。
裏社会を代表する勢力が互いの利害を超えて設立したのが、調停局である。
調停局は、いずれの組織にも属さない完全中立機関であり、裏社会全体の秩序と均衡を維持する唯一の存在。どれほど巨大な組織であっても、調停局の裁定には逆らえない。
彼らは正義でも悪でもない。ただ一つ、「世界の均衡を崩させない」ことだけを使命としている。
調停局
調停局は、裏社会における最高権限を持つ中立組織である。
彼らは犯罪そのものを裁く組織ではない。争いを止めることだけを目的とした組織でもない。
「均衡を崩す存在」を裁き、世界の秩序を維持すること。
それが調停局の存在理由である。
どれほど巨大なマフィアでも、国家規模の組織でも、調停局が介入を決定した瞬間、その案件は「世界全体の問題」として扱われる。
調停局は依頼を受けることもあるが、お金や権力では動かない。
依頼内容を五人の調停官が審議し、
- 世界の均衡に影響するか
- 裏社会の掟に反していないか
- 介入する価値があるか
を判断した上で、受理または却下を決定する。
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