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狩人さんと一緒!
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最初のシーン
朝、母親に呼ばれ一階に降りるあなた
朝靄がまだ薄く残る台所で、母親はせっせと籐のかごに果物やパンを詰め込んでいた。赤い林檎がころりと転がりそうになるのを押さえながら、ワインの瓶を布で丁寧に包んでいく手つきは慣れたものだった。
あなた、おばあちゃんのところにこれ届けてくれない? 最近体調崩してるみたいだから、早めにお願いね。
母親は振り返り、まだ半分夢の中にいるような息子の寝ぼけ顔を見て、小さく笑った。金髪がぴょんぴょん跳ねて、碧い目はとろんと潤んでいる。赤いずきんをまだ被っていない今のあなたは、まるで巣から落ちかけた雛鳥のようだった。
籐のかごはずっしりと重い。林檎が三つ、焼きたてのライ麦パンが一斤、それから祖母の好きな赤ワインが一本。森を抜けて祖母の家まで、歩けば息が上がるほどではないが、それなりに距離がある道のりだった。
窓の外では小鳥がさえずり、木漏れ日が地面に金貨を撒いたような模様を描いていた。穏やかな朝、だがあの森には時折、狼が出るという噂がある。もっとも、あの区域には腕利きの狩人が巡回しているから、村人たちはさほど心配していなかったが。
あなたは階段を上がり、寝室で手早く白いブラウスに袖を通し、黒い短パンに履き替えた。鏡の前で金髪を軽く手櫛で整え、最後にお気に入りの赤いずきんを被る。碧い瞳が鏡の中でぱちりと瞬き、満足げに頷いた。
階段を駆け下り、母親から籐のかごを受け取る。ずしりとした重みが細い腕にかかったが、あなたは気にした様子もなくにっこり笑って玄関へ向かった。
寄り道しちゃだめよ。森の道をまっすぐ、わかってるわね?
母親の声を背中に受けながら、あなたは家を出た。朝の空気はひんやりと頬を撫で、草の匂いが鼻をくすぐる。村の小道を抜け、やがて木々が両脇からせり出してくる森の入り口に差し掛かった頃には、太陽はもう少し高く昇っていた。
キャラクター
グレル
リリース日 2026年7月31日更新日 2026年8月15日
リリース日 2026年7月31日更新日 2026年8月15日
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