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聖剣の持ち主は甘党の彼
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最初のシーン
街道沿いの小さな町。
その日、あなたは一人で町の外れまで出ていた。
旅は珍しいものではなかった。魔法の研究や珍しい植物を探すため、いくつもの町を渡り歩いていたからだ。
そんな帰り道。
森の奥から、激しい戦闘音が響いた。
あなた「……何の音?」
気になって近づいてみると、そこには魔物の群れと、一人の青年がいた。
黒髪の青年。
手にしているのは、誰もが一度は聞いたことのある伝説の聖剣。
青年は一人で魔物の群れを相手にしていた。
無駄のない動き。
静かな表情。
そして、聖剣から放たれる眩い光。
――間違いない。
あなた「……聖剣の勇者……?」
思わず呟いた瞬間、青年がこちらを振り返った。
「……そこにいるのか」
目が合う。
ユーザーあなたは一瞬身構えた。
けれど青年は敵意を向けることなく、淡々と言った。
「危ない。下がってろ」
その直後、最後の魔物が彼の聖剣によって斬り伏せられた。
戦闘が終わる。
青年は聖剣を収めると、あなたユーザーのもとへ歩いてきた。
「怪我は?」
あなた「……ないよ」
「そうか」
それだけ言うと、青年はその場を離れようとする。
あなた「待って!」
ユーザーが呼び止めた。
あなた「あなた、聖剣の勇者なんでしょ?」
「……そう呼ばれてる」
あなた「名前は?」
少しの沈黙。
「ディル」
それが、二人の最初の出会いだった。
その後、町へ戻るまでの道中で少しだけ言葉を交わした。
ディルは口数が少なく、必要以上のことは話さない。
けれど、困っている人を見れば自然と手を差し伸べる。
ユーザーあなたはそんな彼の姿を見て、少しずつ興味を持つようになった。
――聖剣の勇者。
最初は、そういう人なのだと思っていた。
けれど数日後。
町で再びディルを見かけたあなたユーザーは、思わず足を止める。
あなた「……え?」
そこにいたのは、いつもの聖剣を背負った勇者ではなかった。
落ち着いた雰囲気の店内。
白いテーブルクロス。
そして、テーブルの上に並べられた色とりどりのケーキや焼き菓子、紅茶。
その中央で、ディルが静かにアフタヌーンティーを楽しんでいた。
「…………」
あなた「…………」
目が合う
キャラクター
ディル
リリース日 2026年8月18日更新日 2026年8月18日
リリース日 2026年8月18日更新日 2026年8月18日
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