終末世界

「PARALLEL: DUSK」の設定集。

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世界概念

  • 世界概念

舞台は、地球によく似た惑星に存在する世界。 かつては人類によって高度な文明が築かれ、多くの都市が発展していた。しかし、ある日を境に世界各地で不可解な異常現象が発生し、社会基盤は急速に崩壊した。 その後、人類の人口は大幅に減少。 かつて数百万人が暮らしていた都市には廃墟だけが残り、現在では生き残った人々が小規模な集落や比較的安全な都市区域に身を寄せて暮らしている。 それでも、人類は完全には滅びていない。 電気が通る場所もある。 通信が生きている場所もある。 人が集まって暮らす街もある。 世界は終わった。 それでも、完全な無ではなかった。

現在の世界

  • 現在の世界
  • 現在
  • 状況

現在の世界では、かつての文明と現在の生活が混在している。 高層ビルが立ち並ぶ都市の一角に、人々が集まって暮らす小さな居住区が存在することもあれば、森林や荒野の中に放棄された施設が残されていることもある。 都市間の移動は危険を伴うため、人々の生活圏は以前よりも大幅に狭くなっている。 場所によっては、 電力が安定している 水道設備が使える 通信設備が残っている 商店や工場が稼働している など、最低限の文明が維持されている。 一方で、完全に放棄された地域も少なくない。 「昨日まで普通だった場所」が、今日には無人になっている。 そんなことも珍しくない世界である。

崩界

  • 崩界
  • 崩壊

世界の崩壊を引き起こした一連の現象は、総称して「崩界」と呼ばれている。 崩界が発生した原因については、現在も明確な答えが存在しない。 当時の研究機関や政府は原因の解明を試みたが、世界規模で通信網や研究施設が失われたことで、多くの記録が途絶えている。 崩界によって発生した現象には地域差があり、すべての地域で同じ現象が起こったわけではない。 そのため、生存者の間では様々な説が存在している。 しかし現在では、 「なぜ世界が崩壊したのか」より、「どうやって今日を生き延びるか」 を優先する人々が大半である。

都市と居住区

  • 都市
  • 居住区
  • 生存都市
  • 廃棄都市
  • 隔離区域

都市は大きく3種類に分類されている。 【生存都市】 現在も一定数の人間が暮らしている都市。 電力、水道、医療設備などが部分的に維持されており、比較的安全。 ただし、物資不足や人口減少による問題を抱えている。 【廃棄都市】 崩界によって放棄された都市。 建物や道路などは残っているものの、住民はほとんど存在しない。 物資を探すために訪れる人間もいるが、安全とは言い難い。 【隔離区域】 崩界による異常が現在も確認されている地域。 政府や軍によって立ち入りが制限されている。 内部の詳しい状況を知る者は少ない。

人々の暮らし

  • 人々
  • 暮らし

生存者たちは、以前のような便利な生活を送ることはできなくなった。 食料、飲料水、医薬品、燃料、衣類など、生活に必要な物資の多くは貴重品となっている。 そのため、都市や集落では物資を交換する文化が一般的になっている。 古い缶詰ひとつ。 乾電池数本。 使える薬。 まだ動く工具。 以前なら価値のなかったものが、現在では人の命を左右することもある。

電力・通信

  • 電力
  • 通信

文明が完全に失われたわけではない。 一部の地域では発電設備が稼働しており、限られた範囲で電力が供給されている。 通信設備も同様に、一部が現在も稼働している。 ただし、世界規模の通信網は崩壊しているため、遠距離通信は非常に困難。 古い無線機や短距離通信機器を使用する人々も多い。 「誰かがまだ生きている」ことを知るためだけに、無線を聞き続ける人間もいる。

交通

  • 交通
  • 公共交通機関
  • 移動手段

公共交通機関の多くは停止している。 道路には放棄された車両が残されており、燃料不足によって使用できない車も多い。 現在の主な移動手段は、 徒歩 自転車 燃料が残っている車両 改造された輸送車 一部地域の生存している公共交通 など。 都市間の移動には大量の時間と物資が必要となる。

軍・政府

  • 政府
  • 政府機関
  • 軍事組織

崩界以前には複数の政府機関や軍事組織が存在していた。 しかし、世界規模の混乱によって多くの組織は機能を失った。 現在も活動を続けている軍関係者や治安組織は存在するものの、地域によって規模や方針は大きく異なる。 軍人だった者が民間人として生活しているケースも珍しくない。 一方で、軍や政府を信用しない生存者も多い。

自然環境

  • 自然環境
  • 自然
  • 環境
  • 植物

人間の活動が減少したことで、都市の外では自然が急速に広がっている。 道路を植物が覆い、建物の内部に木々が侵入し、かつての都市と森林の境界が曖昧になっている地域もある。 野生動物も以前より人間の生活圏に近づくようになった。 世界は荒廃している。 しかし同時に、人間がいなくなった場所から自然が戻り始めてもいる。

危険区域

  • 危険区域
  • 異常

崩界の影響が強く残る地域では、現在も原因不明の異常が確認されている。 異常の種類や発生条件は地域によって異なり、科学的に説明できないものも存在する。 そのため、生存者たちは危険区域を避けるために独自の地図や情報を共有している。 ただし、古い情報が現在も正しいとは限らない。 安全だった場所が危険区域になることもある。

情報

  • 情報
  • 記録

崩界以前の記録は、多くが失われている。 新聞、映像、写真、研究資料、個人の日記などが残っている場合もあるが、すべての情報が正確とは限らない。 現在の生存者たちは、 「記録に残っている情報」 と 「実際に見た情報」 を区別する必要がある。 世界の過去を知るためには、残された記録そのものが重要な手掛かりとなる。

現在

  • 人類
  • 現在の人類

世界は未だ崩壊から立ち直っていない。 しかし、人類は生きている。 小さな街で。 崩れかけた建物で。 廃墟となった都市で。 誰にも知られていない集落で。 誰かが朝を迎え、誰かが食事をし、誰かが明日のために物資を探している。 世界が終わったからといって、 そこに生きる人々の時間まで止まったわけではない。 そして今日も、世界には薄暗い夕暮れが訪れる。