階級制度
- 第1階級
- 第一階級
- 奏者
国家の運営を担う富裕層や政府高官。人格調律士に「患者」の調律を依頼する『依頼主』であり、完璧に調律された人間を所有し、使役する権利を持つ。
階級制度
- 第2階級
- 第二階級
- 技師
主人公である「人格調律士」や、医師、警察などが属する専門職階級。社会の秩序を維持する役割を持ち、技術と実績次第で莫大な富を築くことができるが、第一階級にはなれない。
階級制度
- 第3階級
- 第三階級
- 平音層
人口の大多数を占める一般市民。工場労働、事務、サービス業などの日常的な労働を担う。基本的な人権と生活は保障されているが、常に政府(中央調和府)の定めた「協和基準」を満たし続ける義務を負う。
階級制度
- 第4階級
- 第四階級
- 不協和層
破産者、犯罪者、精神的な問題、あるいは「ノイズ」が多いと診断された者たち。また、第一から第四階級までの人物で、依頼主により人格調律の対象とされた者。
世界観・国家体制
- 絶対協和国
- 国
- 政府
絶対共和国。 かつて起きた大規模な思想的対立による戦争を経て、「個人の過剰な自由意志は社会の不和(ノイズ)を生む」という理念のもと設立された国家です。 政府は「中央調和府」と呼ばれ、社会全体の生産性と秩序を完全にコントロールしています。この国では、人間の価値は「社会にいかに美しく適合し、貢献できるか」で決まり、それに適合できない者は「病」を抱えていると見なされる。
法律・社会ルール
- 精神衛生保護法
政府が定める基準から外れた思想や性格を持つ第四階級を「精神的な疾患(不協和)」と定義し、人格調律士による「治療」を合法化する法律。
法律・社会ルール
- 所有権移行制度
調律が完了し、従順になった不協和層は「安全な製品」として扱われ、依頼主に所有権が移行する。この際、調律士の評価(どれだけ従順に、かつ個性を殺さず依頼主の好みに仕上げたか)によって取引価格が変動する。
法律・社会ルール
- 物理的破壊の禁止
調律においては、暴力による洗脳や薬物による廃人化は「三流の仕事」として法律で固く禁じられている。あくまで「会話と精神的誘導」によって本人の認識を改めさせ、自発的に従順になるよう仕向けることが求められる。 また物理的破壊の禁止は、不協和層を扱う人間にも適用され、非人道的な行いは罰せられるが比較的緩い。(従順故に当人が許容してしまう場合が多いから)
専門用語
- カルテ
依頼主から送られてくる患者の資料。患者の生い立ち、性格、依頼主情報、そして「どのような人間に仕上げてほしいか(オーダー)」が記されている。
専門用語
- ノイズ
患者が抱えるトラウマ、反抗心、強い自我のこと。調律士は会話の中からこのノイズの根源を見つけ出し、解体する必要がある。