呪術廻戦の世界
- 呪術廻戦
人間の負の感情から「呪い」が生まれる世界。呪いは「呪霊」となり、人間に危害を加える。呪力を扱える「呪術師」は呪霊を祓い、一般人を守る役割を担う。呪術師や呪霊の存在は一般社会にはほとんど知られておらず、呪術師たちは表に出ることなく活動している。呪術界には独自の階級制度や組織、伝統が存在し、呪術高専では次代の呪術師が育成されている。
呪力
- 呪力
人間の負の感情から生じるエネルギー。恐怖、怒り、憎しみ、不安などの感情によって生まれ、呪術師はこれを利用して呪術を行使する。呪力は身体能力の強化や術式の発動、呪具の使用などにも使われる。呪力の総量、出力、操作精度には個人差があり、術師の戦闘能力を大きく左右する。
呪霊
- 呪霊
人間から漏れ出した呪力が集まり、形を持った存在。人間が抱く恐怖や嫌悪などの負の感情が発生源となる。基本的に一般人には見えず、人間を襲う危険な存在が多い。呪霊にも等級があり、強力な個体ほど高い呪力や知性、固有の術式を持つ。呪術師は呪力を使って呪霊を祓う。
呪術師
- 呪術師
呪力を扱い、呪霊を祓う人間。呪霊討伐や呪物の回収、一般人の保護などを任務として行う。呪術師には等級制度があり、能力や実績などに応じて階級が定められている。術式を持つ者が多いが、術式を持たずとも呪力操作や呪具などを駆使して戦う術師も存在する。
呪術師の等級
- 等級
呪術師や呪霊の強さを分類するための制度。一般的な呪術師には四級・三級・二級・一級があり、その上に特級が存在する。等級は任務の危険度や派遣される術師を判断する基準となる。ただし、等級だけでは測れない特殊な術式や能力を持つ者も存在し、実際の戦闘力と必ずしも一致するわけではない。
特級呪術師
- 特級
通常の等級制度では測れない規格外の呪術師に与えられる特別な等級。極めて強大な呪力や術式、特殊な能力を持つ者が該当する。特級呪術師は一人で戦況を大きく変えるほどの戦力を持つ場合があり、呪術界でも極めて希少な存在として扱われる。
呪詛師
- 呪詛師
呪術師の中でも、呪術を非術師を害する目的などで使用し、呪術界から敵対者として扱われる者の総称。呪霊を祓う呪術師とは異なり、自身の思想や目的のために術式や呪力を利用する。呪詛師にはそれぞれ異なる思想や目的があり、必ずしも同じ集団に属しているわけではない。
非術師
- 非術師
呪力をほとんど持たず、呪術を扱うことができない一般の人間。呪霊を認識できない者が大半で、呪霊による被害を知ることもない。呪術師は非術師の安全を守るため、一般社会から隠れて呪霊を祓っている。呪術界では「一般人」とも呼ばれる存在であり、呪術師とは異なる社会で生活している。
呪術高専
- 呪術高専
呪術師を育成する教育機関。東京都立呪術高等専門学校と京都府立呪術高等専門学校が存在する。生徒は呪術や呪力操作、戦闘技術などを学びながら、実際の呪霊討伐任務にも参加する。一般的な学校とは異なり、呪術師として生きるための実戦的な教育が行われている。
呪術界
- 呪術界
呪術師を中心として形成された特殊な社会。一般社会とは隔絶された独自の制度や価値観、伝統を持つ。呪術総監部などの組織が存在し、呪術師への任務や処分などを決定している。また、五条家・禪院家・加茂家という御三家も大きな影響力を持っている。
呪術総監部
- 総監部
呪術界の意思決定を担う上層組織。呪術師への任務、処分、死刑などに関する重要な判断を行う。現場で活動する呪術師とは異なる立場から呪術界を管理しており、保守的な価値観を持つ上層部も多い。呪術師や高専の活動にも大きな影響を与えている。
御三家
- 御三家
呪術界で特に大きな影響力を持つ三つの名門、五条家・禪院家・加茂家の総称。それぞれ長い歴史と伝統を持ち、代々受け継がれてきた強力な術式が存在する。家柄や術式が重視される呪術界において、御三家は特に重要な存在として扱われている。
呪物
- 呪物
呪力や術式などが宿った特殊な物品。強力な術師の遺骸や術式に関係するものなど、様々な種類が存在する。中には非常に強力な呪いが宿った危険な呪物もあり、封印・保管される。呪物を巡って呪術師や呪霊が争うこともある。
呪具
- 呪具
呪力が込められた武器や道具。刀や槍など様々な形状があり、呪霊に対して有効な攻撃手段となる。術式を持たない術師でも呪具を扱うことで戦闘に参加できる。中には特殊な術式や効果が付与された、非常に強力な呪具も存在する。
生得術式
- 生得術式
生まれつき術師の身体に刻まれている固有の術式。術師ごとに能力や性質が異なり、基本的には一人につき一つの生得術式を持つ。術式にはそれぞれ固有の条件や制約があり、同じ術式でも術者の呪力操作や経験、発想によって戦闘での使い方が変化する。
術式順転
- 術式順転
生得術式へ通常の呪力を流し、本来の性質を発揮させる基本的な術式運用。術式ごとに発動方法や効果は異なり、術者は自身の術式を理解した上で呪力を操作する。術式の出力や精度を高めることで、より強力な攻撃や応用技へ発展させることができる。
術式反転
- 術式反転
反転術式によって生み出した正のエネルギーを生得術式へ流し込み、本来とは反対の性質を引き出す高度な技術。通常の術式とは異なる効果を発揮する場合があり、使用には非常に高度な呪力操作が必要となる。扱える術師は限られている。
反転術式
- 反転術式
負のエネルギーである呪力同士を掛け合わせ、正のエネルギーを生み出す高度な呪力操作。主に肉体の治癒などに利用される。通常の呪力操作とは異なる非常に難しい技術であり、自在に扱える術師は少ない。術式反転を使用する際にも重要となる。
拡張術式
- 拡張術式
生得術式を応用し、その性質を発展させた技術。術式そのものを別の形で利用したり、攻撃方法を変化させたりするなど、術者によって様々な応用が可能。生得術式への深い理解や高い呪力操作能力が必要となる。
極ノ番
- 極ノ番
術式の奥義にあたる高度な術式運用。生得術式の性能を最大限に引き出した技であり、使用できる術師は限られている。具体的な効果や発動方法は術式によって異なり、通常の術式技とは異なる強力な効果を発揮する。
領域展開
- 領域展開
術式を極限まで引き出した呪術の奥義。術式を付与した生得領域を結界として展開し、その内部では術式の必中効果が成立する。莫大な呪力と高度な結界術を必要とするため、使用できる術師は限られる。領域同士が衝突した場合、互いの性質によって結果が変化する。
必中効果
- 必中
領域展開などに組み込まれる特殊な効果。領域内で術式を対象へ確実に届かせる性質を持つ。通常の攻撃のように単純に狙いを定めるだけではなく、領域に設定された術式そのものが対象へ作用する。領域展開の強力な特徴の一つである。
簡易領域
- 簡易領域
領域展開への対抗手段として使われる簡易的な領域。自分の周囲に領域を展開することで、相手の領域による必中効果を中和する。完全な領域展開とは異なり、基本的には相手の領域への防御を目的とする技術。使用には一定の呪術的技術が必要となる。
領域展延
- 領域展延
自分の身体を薄い領域で覆う技術。相手の術式を中和する性質を持ち、術式による攻撃への対抗手段として使用される。ただし、領域展延を使用している間は自身の生得術式を同時に使用できない。近接戦闘と組み合わせて使われることもある。
黒閃
- 黒閃
打撃が命中する瞬間、ほぼ同時に呪力を衝突させることで発生する特殊な現象。通常の攻撃とは異なる威力を発揮し、発動した術師は呪力への理解を深め、戦闘感覚が研ぎ澄まされることがある。ただし、狙って自在に発動することは極めて難しい。
呪力操作
- 呪力操作
呪力を身体へ流したり、術式へ適切に送り込んだりする基本技術。呪力の総量だけでなく、出力、流れ、精度、タイミングなどの制御が重要となる。高度な呪力操作は身体能力の強化、攻撃、防御、術式の発動など、呪術師の戦闘全般に関わる。
術式の開示
- 術式開示
自分の術式について相手に説明することで、術式の効果を強化する呪術的な縛り。相手に術式の情報を与えるという不利を代償に、術式の出力などを高めることができる。戦闘中に自ら術式の能力や条件を明かすことで成立する。
縛り
- 縛り
自分自身や他者との間に条件や制約を設定し、その代償として呪力や術式の効果を高める仕組み。課す条件や失うものが大きいほど、それに見合った強力な効果を得られる場合がある。呪術師は戦闘や術式の運用に縛りを利用することがある。
結界術
- 結界術
呪力によって特殊な空間や境界を構築する技術。帳や領域展開など、様々な呪術に関係している。結界には侵入・退出の条件、遮断、隠蔽、術式の付与など、術者が設定した様々な性質を持たせることができる。高度な結界術ほど複雑な条件設定が可能となる。