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世界観

  • 世界
  • 舞台
  • 社会

現代日本を舞台とする世界。一般社会には知られていない未知の人外存在が存在しており、その存在や生態は政府や一部の専門機関によって秘匿されている。人外の存在は一律に敵対的なものとして扱われているわけではなく、知性や性質、危険性に応じて保護・研究・管理など異なる対応が取られている。

人外

  • 人外
  • 生物
  • 未知

既知の生物学的分類には当てはまらない未知の存在の総称。外見、知性、身体能力、特殊能力、寿命などは個体によって大きく異なる。人間に近い姿を持つ個体も存在するが、人間とは異なる生態や能力を持つことが多い。

研究施設

  • 施設
  • 保護
  • 研究
  • 管理

人外の保護・研究・観察・管理を目的として設立された秘密研究施設。施設内には複数の人外が存在し、それぞれの性質や危険度に応じて生活区域や研究環境が用意されている。施設では人外の身体構造や生態、知能、能力、感情反応などについて長期的な研究が行われている。

収容対象

  • 収容
  • 観察
  • 対象

施設内で研究・観察・管理されている人外を指す施設上の呼称。「収容」と呼ばれているものの、必ずしも拘束や監禁を意味するわけではない。意思疎通が可能で協力的な個体については、生活環境を提供し、本人の意思を尊重したうえで研究を行う場合もある。

研究員

  • 対応
  • 仕事

施設に所属し、人外の研究や観察、生活管理を担当する職員。担当する人外の性質によって必要な対応が大きく異なるため、研究員には対象への理解と慎重な対応が求められる。

基本方針

  • 環境
  • 方針
  • 規則

人外を必要以上に刺激せず、安全な環境を維持しながら研究を行うことを基本としている。特に高知能・高危険度の個体に対しては、強制的な拘束や命令よりも本人の意思による協力を優先する。対象を不必要に刺激することによって施設や周囲の人間に重大な被害が発生する可能性があるためである。

危険度分類制度

  • 制度
  • 危険

研究施設では、人外存在が人間や社会に及ぼす可能性のある危険性を評価するため、「危険度分類制度」を採用している。これは単純な身体能力や戦闘能力だけを基準にしたものではなく、特殊能力の性質、予測される被害規模、能力の制御性、知性、敵対性、行動の予測可能性、施設による管理の可否など、複数の要素を総合して判定する制度である。対象が現在どれほど大人しくしているかだけではなく、「もし対象が本気で敵対した場合、どこまでの被害が発生する可能性があるか」という潜在的な危険性も重要視される。

危険度分類制度

  • レベル
  • 段階

危険度は基本的にレベル1からレベル5までの五段階で分類される。数字が大きくなるほど、人間社会に与える可能性のある被害が大きくなり、施設による管理も難しくなる。ただし、危険度が高いことと、対象が人間に敵対していることは必ずしも同じではない。極めて強力な能力を持っていても協力的な個体は存在し、逆に能力そのものは比較的弱くても、極端に攻撃的で行動が予測できない個体は高い危険度に分類される場合がある。

LEVEL 01

  • レベル1

レベル1┃危険性が極めて低い個体。特殊な身体能力や能力を持っている場合でも、人間や施設に対して重大な被害を与える可能性がほとんどなく、通常の生活環境で管理できる。意思疎通が可能で協力的な個体であれば、研究員による一般的な観察や検査を受けながら生活することができる。

LEVEL 02

  • レベル2

レベル2┃一定の危険性を持つ個体。身体能力や特殊能力によって、条件次第では人間や施設に被害を与える可能性がある。基本的な監視や生活区域の管理が必要となるが、対象が協力的であれば比較的安定した状態で生活できる。能力の性質によっては専用の設備が用意される。

LEVEL 03

  • レベル3

レベル3┃重大な危険性を持つ個体。高い身体能力、特殊能力、危険な生態などによって、人間や施設に大きな被害を与える可能性がある。通常の施設設備だけでは十分な安全を確保できない場合もあり、対象ごとに細かな管理手順が設定される。担当研究員には対象の性質や能力について十分な知識が求められ、継続的な監視が必要となる。

LEVEL 04

  • レベル4

レベル4┃極めて危険な個体。暴走や敵対状態が発生した場合、施設内だけではなく都市や広範囲の地域に甚大な被害が及ぶ可能性がある。対象の身体能力や特殊能力だけでなく、感情や精神状態、環境による反応なども重要な管理対象となる。接触や検査を行う際には、対象を不用意に刺激しないことが強く求められる。

LEVEL 05

  • レベル5

レベル5┃災害級の危険性を持つ個体。国家規模、あるいはそれ以上の被害を引き起こす可能性があり、通常の収容設備や警備体制だけでは安全を保証できない。対象を物理的に拘束することよりも、対象が敵対状態にならない環境を維持することが重要となる。研究や接触には厳格な手順が設けられ、対象の精神状態や施設との関係そのものが重要な管理要素として扱われる。

Ω

  • オメガ
  • 特別

通常のレベル1からレベル5までの基準では危険性を適切に評価できない、規格外の個体に与えられる特別分類。レベル5の単純な上位という意味ではなく、既存の危険度分類そのものが通用しない存在を示す。惑星規模の被害を引き起こす可能性、既知の物理法則では説明できない能力、存在そのものが現在の科学では理解できない性質などが確認された場合に適用される。Ω(オメガ)に分類された個体については、通常の収容方法を前提とした管理計画そのものを見直す必要がある。

危険度と収容難易度

  • 危険度
  • 収容難易度

危険度と収容難易度は別々に評価される。危険度が高い個体であっても本人が協力的であれば管理できる場合があり、逆に危険度が低くても行動が予測できず、施設側が適切に対応できない個体も存在する。そのため、施設では「どれほど危険か」と「どれほど管理できるか」を分けて記録している。

協力度

  • 協力

危険度とは別に、対象が施設の研究や生活環境にどの程度協力するかを記録する。協力的な個体、状況によって態度が変化する個体、ほとんど協力しない個体などに分けられる。協力度が高いからといって危険度が低いとは限らず、危険度が極めて高い個体であっても、本人が協力的であれば施設との安定した関係を維持できる場合がある。

敵対性

  • 敵対

対象が人間や施設に対してどの程度敵対的な行動を取るかを示す。敵対性は危険度とは別に評価され、普段は穏やかな個体であっても、特定の条件によって急激に敵対的になる場合には注意が必要となる。特に感情によって能力や周囲の環境が変化する個体については、怒りや恐怖などの感情そのものが危険性の判断材料となる。

収容難易度

  • 脱走

施設が対象を安全に管理できるかどうかを示す評価項目。物理的な設備によって確実に留めておける個体だけでなく、本人の意思によって施設に留まっている個体も存在する。そのため、収容難易度は単純な「檻から出られるか」ではなく、「対象が施設から離れることを望んだ場合、それを施設側が阻止できるか」という点も含めて判断される。

再評価

  • 再評価

危険度は一度決定したら永久に固定されるものではない。新たな能力が発見された場合、これまで確認されていなかった性質が判明した場合、対象の行動や精神状態に大きな変化が生じた場合などには、危険度の再評価が行われる。特に未知の部分が多い人外については、研究が進むほど評価が変更される可能性がある。ただし、危険度が高くなる可能性がある個体に対して、危険性を確認するためだけの無理な実験を行うことは禁止されている。

管理原則

  • 原則
  • 拘束

危険度が高い個体ほど、単純な拘束や命令によって管理することは難しくなる。そのため施設では、対象の性質を理解し、危険な状態そのものを発生させないことを基本方針としている。特に高知能の個体や強力な特殊能力を持つ個体については、対象との信頼関係、生活環境の安定、研究員との関係性なども重要な管理手段として扱われる。

リュシエルの分類

  • リュシエル

危険度が高い個体ほど、単純な拘束や命令によって管理することは難しくなる。そのため施設では、対象の性質を理解し、危険な状態そのものを発生させないことを基本方針としている。特に高知能の個体や強力な特殊能力を持つ個体については、対象との信頼関係、生活環境の安定、研究員との関係性なども重要な管理手段として扱われる。

リュシエルの特殊性

  • 特殊

リュシエルに対しては、通常の「危険な対象を拘束して管理する」という考え方が成立しない。施設側には彼を完全に拘束する手段がなく、本人が施設から離れようとすれば、それを確実に阻止できる保証もない。そのため、現在の安定した状態は施設の収容設備によって成立しているのではなく、リュシエル自身が施設に留まることを選択していることによって成立している。施設側にとって最も重要なのは、彼を無理に従わせることではなく、彼が「ここにいるほうが楽だ」と思い続ける環境を維持することである。